あすから節電要請、経産省が推奨 「家庭でできる節電術」がすぐに試せて便利

あす7月1日から節電要請期間が始まるのを前に、経済産業省が紹介する「家庭でできる節電術」が話題に。いずれもすぐに試せそうなものばかりだ。

2023/06/30 19:45

エアコン

あす7月1日より、東京電力管内を対象に節電要請の期間が始まるのを前に、経済産業省・資源エネルギー庁が紹介する家庭でできる節電方法が話題となっている。


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■西村大臣が「無理のない範囲で」

きょう30日には、西村康稔経済産業大臣が会見。7月、8月の2ヶ月間、電力需給が厳しい東京電力エリアについて、「無理のない範囲で、できる限りの節電お願いをしたい」と呼びかけた。

その具体的な節電方法について、とあるツイッターユーザーが「経済産業省が無料で公開してる『家庭でできる節電術』が超有益」と投稿し、注目を集めた。

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■照明のオフ、エアコンの設定温度も

経済産業省・資源エネルギー庁では、家庭での簡単な節電方法について紹介。照明器具については、不要な照明を消すことで約2%、照明の明るさを下げることで約3%の節電効果があるという。

また、エアコンは無理のない範囲で室内温度を上げることで約5%、目詰まりしたフィルターの清掃で約2%の節電に。

テレビなどはリモコンの電源ではなく本体の主電源を切り、長時間使わない場合にはプラグを抜くことで約1%、省エネモードに設定して画面の輝度を下げ、見ないときには消すことで約2%の節電効果があるとする。


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■全家庭の1%の節電で…

冷蔵庫は冷やしすぎを避け、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込み過ぎないようにすることで約1%の節電に。温水洗浄便座も、温水のオフ機能やタイマー節約機能を利用したり、使わないときにプラグを抜くことで0.3%の節電となる。

1つ1つは細かなことだが、「全家庭で消費電力の1%を節電すると、毎日、コンビニ約1万8,000店舗が消費する電力と同程度のエネルギーが削減できます」と呼びかけている。

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

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