日本人の8割超が「刃牙」の読み方知っていた 範馬勇次郎もこれにはニッコリ
かなり特殊な読み方な「刃牙」だが、日本人の8割以上が読めると判明。果たして、正しい読み方は…。
1文字ごとの意味や読み方を理解しても、2文字以上の「熟語」になった途端、牙を剥き始めるのが漢字。全く馴染みのない外国人はもちろん、我われ日本人ですら「なぜこんな読み方に…?」と首を傾げたくなる特殊な熟語は、決して少なくない。
今回は、そんな特殊な読み方の筆頭「刃牙」に関する調査結果を見ていこう。
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■刃牙、何と読む?
先日、全国の10〜60代の男女1,000名を対象として「刃牙」の読み方に対するアンケート調査を実施したところ、全体の14.3%が「じんが」と、一見あり得そうな読み方を選択。残る85.7%は「ばき」という、かなり特殊な読み方を選択していたのだ。
性年代別の回答を見ると若年層の「ばき」回答率が高く、特に男性は10〜40代の9割以上が「ばき」を選択。50代以降は若干減少するが、50代男性でも8割以上が「ばき」と回答している。
女性も「男性と比べて回答比率が低い」というだけで、やはり10〜40代の約9割が「ばき」を選択。60代になると、男女の回答比率が逆転している点にも注目したい。
■「特殊な読み」を知っている人が多かったワケは…
知らない人が見ると「じんが」が正しい読みに感じられるであろう熟語だが…こちらは「ばき」と読むのが正解である。
主人公・範馬刃牙が数々の死闘を繰り広げる人気漫画『グラップラー刃牙』シリーズはつい先日、第5作『バキ道』が完結したばかり。過去にも漢字でなく、カタカナ表記をタイトルに採用した第2作『バキ』が人気を博しており、同シリーズを読んだことがなくとも「読み方を知っている」という人が少なくなかったのだろう。
■「中毒性」が人気の秘訣?
少年漫画には数多の必殺技が存在し、中にはあまりに非現実的なものも。そのため「当然修行は必要だが、ガチれば自分も習得できそう」な、ギリギリのラインを攻めた技が人気を博す傾向にあるのだ。
以前、別作品の必殺技ではあるが「アバンストラッシュ」や「牙突」の練習経験に関するアンケート調査を実施したところ、やはり30〜40代男性の多くが「真似した経験がある」と回答していたことが判明。
残念ながら『刃牙』シリーズに登場する「三戦」を真似した経験のある人はかなり少数であったが、今後もアンケート調査を実施し、同作の「真似したくなる要素」を分析していきたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)