梅雨に増加、身近で恐ろしい病気「パンケーキ症候群」が話題も… 「名前かわいすぎるだろ」
ダニが繁殖した小麦粉を摂取すると起こるアレルギー症状「パンケーキ症候群」。命にかかわる病気に「名前かわいすぎる」といった声も。
梅雨時から夏場にかけて湿度が高くなることで、引き起こされることが多い「パンケーキ症候群」。意識障害を引き起こすこともある病気だが、名前が「かわいすぎる」と話題になっている。
■この時期に増える「パンケーキ症候群」とは
じめじめした梅雨から夏場にかけて発症が増える「パンケーキ症候群」。かわいらしい名称だが、名前の通り、パンケーキを食べた後に全身にアレルギー症状が出る症状を指す。
湿疹やかゆみといったアレルギー症状だけではなく、腹痛、下痢、嘔吐のほか、くしゃみ、咳、肺から「ぜぇぜぇ」と音が鳴るなど呼吸器官にも影響を及ぼすことがあるという。さらに、場合によっては、血圧低下、意識障害を引き起こし、命の危機を迎えることもあるほど。
■パンケーキ以外のものを食べても…
「パンケーキ症候群」という名称だが、症状が現れるのはパンケーキを食べた直後とは限らない。ダニが繁殖した小麦粉を摂取すると起こるアレルギー症状のため、お好み焼きやたこ焼きを食べて発症する人も多いという。
小麦粉やホットケーキミックスの粉を密閉せず置いておくとことで、袋の中にダニが入る。さらに高温多湿な場所に置いておくことでダニが大量に繁殖することが原因だという。それをヒトが口にすることでアレルギーが発症してしまう。
■名前がかわいすぎて伝わらない
ネットユーザーからは、「名前かわいすぎるだろ」「名前変えよう」といった声が多数あがっている。
症状に合わないファンシーなネーミングに対し「ダニ食い過ぎショックとかにしとくべき」「粉物冷蔵庫いれないと虫大量に沸く症候群でいいだろ」と、改名を望む声も。
また「何回も嘔吐下痢失神起こして死にかけたのでこれからの季節、皆様ほんとうにお気をつけて」と実体験をつづるツイートや、「怖いからプロテインは冷蔵庫(冷凍庫)」「小麦粉の開封後早めに使い切る」など「パンケーキ症候群」に注意を呼び掛ける声も散見される。
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(文/Sirabee 編集部・水元ことし)