若槻千夏、カメラが回らないところでの評判 収録後に欠かさない「習慣」も…
バラエティ番組で引っ張りだこな若槻千夏。見えないところでは地道な努力を重ねていて…。
2000年代、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で「おバカキャラ」としてブレイクを果たした若槻千夏。あれから約20年経ったいま、若槻は多くのバラエティ番組に出演し、テレビで見ない日はない。
輝かしい活躍の裏では、地道な努力を積み重ねているようで…。
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■若槻にオファーが殺到する理由
多くのレギュラー番組を抱えているイメージがあるが、じつは、若槻の地上波のレギュラー出演は、情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)と『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)の2本のみ。ほとんどが不定期出演、もしくは単発での出演なのだ。
あるテレビ局関係者は、若槻にオファーが殺到する理由をこう推察する。
「番組の進行の邪魔にならない程度に、MCにツッコミを入れたり、自分からボケて盛り上げてくれます。バラエティー慣れしていない俳優や女優が出演した際は、さりげなくフォローしています。スタッフからすると、こんなふうに陰で円滑に番組を回す人はすごく頼りになるんですよ」(テレビ局関係者)。
■「説得力のあるコメント」
バラエティで必要な能力をすべて兼ね備えていると言える。そうした高いスキルは、見えないところでの努力に裏打ちされているようだ。
「流行りのグルメや生活情報を紹介する『ラヴィット!』でコメントするため、人気の飲食店やスイーツ店、雑貨店などに足を運んでいます。なぜそのお店が人気なのか自分なりに分析しているようです。そんなふうに、自分で体感した若槻さんのコメントは説得力があるので、視聴者にも伝わりやすいんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
地道なリサーチを欠かさないところに、若槻の仕事に対する真摯な姿勢が窺える。
■欠かさず続ける習慣
バラエティ番組で多くのタレントと共演するが、その際、欠かさない習慣があるという。前出のテレビ局関係者が続ける。
「収録が終わった後、初めて共演したタレントと絡んだ印象を分析し、ノートに記入しているそうです。『この人はイジったり、ツッコミを入れたら喜んでくれた』『この人は真面目だからあまり茶化さないほうがいい』といった具合ですね。自分さえ爪痕を残せればいいというのではなく、周りの人も楽しめるよう配慮しているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
こうした気遣いができる点も、オファーが絶えない理由の一つかもしれない。
■「ママタレ」には該当しない?
若槻は、2012年に一般男性と結婚し、2人の子供がいる。2児の母でもあるが、「ママタレ」という枠組みには当てはまらないという。
「お子さんのエピソードを話すこともありますが、そこまでプライベートをオープンにしているわけではありません。番組側もママとしての若槻さんというよりは、トーク力や空気を読む力、アドリブ力など、彼女のスキルを見込んでオファーしています。最近はバラエティ番組の企画会議で、若槻さんの名前があがることも多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
かつての「おバカキャラ」から「頼れる存在」になった若槻。彼女の快進撃はまだまだ続きそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)