警視庁が紹介、外国人向け「やさしい日本語」のオチが秀逸 日本人思わずツッコミ
災害時に役立つ「やさしい日本語」の言い換え例を警視庁が紹介。そこに取り上げられていた“とある単語”にツッコミが続出した。
27日、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターを更新。災害時に情報を伝える際の「やさしい日本語」を紹介したが、オチに記載された「単語」が反響を呼んでいる。
■災害時に分かりやすい日本語
梅雨の後半には大雨が長時間降り続く集中豪雨が発生しやすく、災害に注意する必要がある。
同課では、「『やさしい日本語』ご存じですか。これは、外国人にも分かりやすく、簡単にした日本語のこと。過去の災害では、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を入手できない方がおり、考え出されました」と説明。「近年では、子供や高齢者への効果的なツールの一つとしてニュースなど様々な分野で活用されています」とした。
■「大雨」「高台」などのほかに…
添えられた画像では、「大雨」を「雨がたくさん降る」、「徒歩」を「歩いて」、「高台」を「高いところ」、「危険」を「危ない」など、より平易な言葉への言い換えの例が示されている。
「避難する」「負傷者」「河川の増水」などの言葉に並んで、最後には、なぜか「ケッタ」が「自転車」に言い換えられている。
■ツッコミが続出
この解説に、ユーザーからは「普段から外国人と接することがあるので、非常に勉強になります」「日本人でも平常心じゃないときには有効だと思う」といった声が。
さらに、「ケッタ?」「ケッタが何か分からない」「ケッタ? 生まれて初めて聞きました」とツッコミが続出した。
■「オチが秀逸」「笑いました」の声
「ケッタ」とは、愛知や岐阜など東海地方で自転車を指す方言。ツイートの画像の下部に記されている出典をよく見ると、この言い換えを作成したのは「愛知県県民文化局県民生活部」となっている。
愛知県ならではの重要な言い換えに、「ケッタ全国区じゃないよって思ったら作成は愛知県で納得」「真面目にお役立ち情報。オチが秀逸」「オチのケッタに笑いました」といった声も寄せられている。