オリックス山崎福也、5連勝でチームの連敗を止める好投　「最後まで行きます」【週刊バファローズ】

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■山崎福也が先発マウンドへ

第3戦は交流戦前から好調を継続し4連勝中の山崎福也が先発マウンドへ。山崎福はチェンジアップを有効的に使いながらテンポ良くソフトバンク打線を封じ込めていく。

打線も奮起し、4回には杉本裕太郎と紅林弘太郎が連続タイムリー、7回には森友哉にもタイムリーが出て4点差で9回の攻防へ。ベンチは山崎福を最終回のマウンドに送る。

山崎福は2アウトまで取ったところで、柳田悠岐に2ランを浴びて完封直前で無念の降板。セーブシチュエーションになり登板したクローザーの平野佳寿が無失点で抑えて連敗をストップ。

山崎福は5連勝の6勝目でハーラーダービートップに並んだ。

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■若月健矢に感謝

試合後、山崎福は「最後の最後に打たれてしまったので悔しいですね。今日は全体的にボールも低く集まっていましたし、若月もうまくリードしてくれて、それが噛み合ってくれたのかなと思います。3連敗できないというのも頭にありましたので、勝つことができてホッとしています」と安堵の表情を見せる。

自身の5連勝について「自分自身の調子もいいと思いますが、若月と色々と話し合って試合に臨んでいますし、若月のリードのおかげだと思いますので、本当に感謝しています」と捕手の若月健矢に感謝。

「最後までいきます」と調子の継続を誓っていた。

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■首位攻防2連戦へ

今週は27日から京セラドーム大阪に戻り、千葉ロッテとの首位攻防2連戦が待っている。ソフトバンクを含めた3チームが0.5ゲーム差圏内にいるだけに、オリックスとしてはひとまずロッテを突き放したいところ。

先発は宮城大弥、山下舜平大が予想される。一方のロッテも佐々木朗希の先発が濃厚なだけに厳しい戦いになりそうだ。打線のさらなる奮起に期待したい。

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■執筆者プロフィール

どら増田：1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。