メーカーが教える「フライパンを長持ちさせるコツ」に調理師も衝撃 これは予想外だった…

和平フレイズが教える「ふっ素樹脂加工フライパンを長持ちさせるコツ」、調理師も予想外だったものとは?

2023/06/19 05:30


新潟県燕市に本社を置く、キッチン用品の企画・販売を行う会社「和平フレイズ」が、16日に投稿した「ふっ素樹脂加工フライパンを長持ちさせるコツ」が、話題を呼んでいる。


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■フライパンを長持ちさせるコツとは

そのコツとは、「火力は中火以下」、「急速に冷やさない」、「角のとがっていない調理器具を使う」など、料理を常日頃から行う人ならわりと知っているコツもあったのだが、中には予想外ともいえるものもあった。

そのひとつが「新品のうちから油をひく」こと。フライパン表面の急激な温度変化を穏やかにできるため、加工が長持ちするそうだ。それではテフロンの意味が無いとも思われそうだが、加工プラス油をひくことでさらにくっつきにくくなる効果もあると思われる。

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■フライパンでの保存は一昼夜まで

また、それ以上に予想外だったのが、「フライパンでの保存は一昼夜まで」ということ。長い間保存するとふっ素加工の細かい穴に塩分などの成分がしみこみ、加工がはがれる原因になるという。

最近流行りの取っ手が取れるものだと余った場合そのまま冷蔵庫に入れてしまうこともあるが、数日保存を考えているものは、多少面倒でもお皿や保存容器に移して冷蔵庫へ入れたほうがよさそうだ。


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■フライパンは消耗品

実際に調理師免許を持つ記者も、フライパンに残った料理をそのまま冷蔵庫に入れてしまうのはやりがちだった。これが加工をはがす原因になるとは、説明に書いてあってもあまり意識している人はないのではないだろうか。

ちなみに、記者は日常で使う安いフッ素加工のフライパンと、高温に耐えられる高価なコーティングが長持ちするフライパンを使い分けている。長持ちさせるコツがあるとはいえフライパンは消耗品なので、すこしでも焦げ付いたりした場合は、すぐ買い替えたほうが美味しい料理ができるだろう。


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■和平フレイズのTwitter

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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