1人で乗っているエレベーターに誰か乗り込んできたら… 女性の拒否感が凄まじかった
1人で乗っていたエレベーターに知らない誰かが乗り込んできたとき、あなたならどう感じる?
コロナ禍以降、さまざまな場面で社会的なキーワードとなったソーシャルディスタンス。2メートル程度離れると飛沫が届きづらいとされ、エレベーターにも四隅に乗るための目印が示されたところもあった。
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■異性や急いでいるときに
コロナ禍では、誰かが乗っているエレベーターに同乗することに躊躇してしまうことや、自分が乗っているときは誰かが乗り込んでくると心配に感じた人も多いかもしれない。
5類以降後は、コロナについてそこまで神経質な人も減ったと思われるが、それでもたとえば異性が乗り込んでくる場合、急いでいるときなどは違和感を覚える人もいるだろう。実際、世間はどのように感じているのだろうか。
■4割弱は「不安で不快」
Sirabee編集部が、5月25〜26日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象にエレベーターの乗り方について調査したところ、1人で乗っていたエレベーターに誰か乗り込んできたとき、「安心する」と答えたのは2.3%。
逆に「不安で不快」との声が35.6%。「何も思わない」が最も多く、62.1%だった。
■若い女性では過半数が「不安」
ある意味当然といえるかもしれないが、今回の調査結果では男女差が極端に開いた。1人で乗っているエレベーターに誰か乗り込んでくると不安・不快な人は全ての世代で女性が男性を大きく上回っている。
女性でも若い世代ほど不安派が多く、10〜20代でと54.2%と全体で唯一過半数に及んだ。このデータだけを見てみると、女性が1人で乗っているエレベーターに乗ることは、可能であれば避けたほうがよさそうだ。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)