17歳美少女のミス・ティーン地区大会優勝が取り消しに 原因は事務局の人的ミス
17歳の少女は、美しい話術や歩き方、プライドや自信をアップさせる方法などを学び、満を持してミスコンテストに臨んだ。だが、事務のとんでもないミスに泣かされることに…。
このほどアメリカ・ユタ州のある地区で、「ミス・ティーンUSA」州代表の予選大会が開催され、全米での優勝も狙えるかもしれないほど美しい17歳の少女が優勝した。
しかし、それからわずか数日後に突然の悲劇が少女を襲い、全米から同情の声が寄せられていることを、『KJZZ-TV』『KSL-TV』ほかが報じている。
■3日後に優勝が取り消しに
「あまりにもかわいそう」と話題になっているのは、ユタ郡リーハイに暮らすアマンダ・ジラルディさん(17)。ミス・ティーンUSAユタ州大会に出場する「ミス・リーハイ」に選ばれたが、わずか3日後、優勝の取り消しが決まったのだ。
事務局からの説明にショックが怒りへと転じたアマンダさんは、地元メディアのインタビューに応じ、「原因は私の生まれた年、応募条件の突然の変更、そして事務局のミスにありました」と明かしている。
■途中から参加条件を改定
地区予選会のとりまとめを行う組織の女性事務員2名がアマンダさん宅を訪れ、「コンテストの本部が、途中から応募条件にある誕生年度を2006年にと改めたのですが、こちらのミスで対応できていませんでした」と説明した。
当初の応募資格には「2005~2010年生まれ」とあり、2005年生まれのアマンダさんも応募。取り交わされた契約書にもその旨が書かれており、事務員たちは自分たちに非があったことを詫びたという。
■「私の気持ちなどお構いなし」
アマンダさん奨学金の名目で受け取った副賞の1,000ドル(14万円弱)については、「返さなくてもいいです」と言ってくれた事務員たちだが、州大会への出場にこだわろうとしたアマンダさんへの態度は頑なだった。
アマンダさんは「賞の剥奪は絶対で、とにかく優勝のティアラを取り戻そうと自宅にやって来たのだと思います」「こちらの気持ちなどお構いなし、最初から私の話など聞くつもりはないように見えました」と話している。
■異なるコンテストでリベンジを?
この件については、ユタ州大会本部も「当方の人的ミスが原因ですから、全責任はこちらにあります」と謝罪の声明を発表し、異例の事態になっている。
優勝を目指し、美しい話術や歩き方、プライドや自信をアップさせる方法などを学んできたというアマンダさん。そんな少女のために、新たに特別な冠を用意し、別のコンテストでリベンジを果たすよう提案しており、本人の返事を待っている状態だという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)