フライドチキンをバカにされて20代の男が逆上 刺された友人が危篤に
友人にフライドチキンをけなされ、怒りが収まらず…。キレた男がとんでもない行動に走ってしまった。
せっかく買ったフライドチキンにケチをつけられ、カッとなった男。その結果まさかの凶行に及び逮捕されるまでの経緯を、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■チキンを買いに店へ
6月4日のこと、タイのチョンブリーで暮らすタイ系イラン人の男(29)が、同じくイラン人の友人(40)と合流。友人のバイクに乗せてもらい、好物のフライドチキンを買いに行くことにした。
店に着くなり好きな商品を選んだが、一緒にいた友人はチキンを一瞥し失笑。「お前、それを買うのか」「犬に食わせるチキンを買うようなもんだ」などと言い放った。
■「バカにされた」と感じ逆上
好物をバカにされて腹を立てたものの、バイクの後ろに乗せてもらい帰ることに。しかし出発後もイライラはどうしても収まらず、男はたまらず「バイクを停めてくれ」と友人に要求した。
その直後、男は腕を友人の首に絡め所持していた鋭利な物を取り出した。それを繰り返し友人の体に刺した後、バイクに乗って逃走。その場に放置された友人は、這って移動しながら人々に救いを求めた。
■逮捕された男
通報を受けた現地警察は、すみやかに捜査を開始。男もしばらくすると逃げ切れないと考えたらしく、自ら警察署に行きそのまま逮捕された。
なお複数メディアによると男が犯行に用いたのは長さ15センチの金属で、そちらも男が警察に差し出したとのこと。襲われた友人については、危篤状態だと報じられている。
■怒りは収められる?
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査を実施したところ、全体の44.5%が「怒りの感情がなかなか収まらない」と答えた。ネガティブな感情に支配されがちな人は、意外に多いようだ。
思わずカッとなり、普段は絶対にしないような行動に及んでしまう人もいる。「全ての人が同じ価値観を共有しているわけではない」。そう自分に言い聞かせしっかり理解することで、余計なトラブルは回避できるかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)