途中下車も考え… 約5割が「電車に乗っているとき」に襲われる不安の正体
早く電車を降りて対応するのが、最善の方法なのかもしれない。
通勤で使うような電車には、トイレがない場合がほとんどである。そのため電車内で腹痛に襲われたならば、焦るのも無理もない話だろう。
■約半数「電車での腹痛が不安」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で54.1%が「電車でお腹が痛くならないかと不安になるときがある」と回答した。
男女別で見ると、男性が54.7%、女性が53.5%となっていた。
■途中下車しようと思ったけれど…
通勤の電車で腹痛に見舞われた30代男性は、「会社に出勤しようと電車に乗っていたときに、激しい腹痛に襲われたことがありました。途中下車も考えたのですが、駅に着くと腹痛の波が収まるんです。しかし電車が動き出すとまた腹痛がやってくるので、トイレに行くタイミングを何度も逃していました」と当時を振り返る。
もっと早く対応するべきだと後悔しているようで、「そのまま会社の最寄り駅に着き、急いでトイレに駆け込んだんです。あのときは、本当にやばいと思いましたね。たとえ痛みが収まっていても、途中下車をしておくべきだったのかもしれません」と続けた。
■下痢止めを持ち歩く
いざというときのために下痢止めを持ち歩いている20代男性は、「以前に電車の中でお腹が痛くなり、我慢ができずに途中で降りてトイレに行った経験があります。そのことがあって以来、かばんにはずっと下痢止めを入れているんです。下痢止めを持っているというだけで、少し安心感もあるので…」と話す。
早めの対応が大切だと思っており、「腹痛はどこで起こっても嫌なものですが、電車の中だとすぐにトイレに行けないのでさらに怖く思うのでしょうね。下痢止めもすぐには効かないので、少しでもお腹の不調を感じたら電車を降りるのが正解なのかもしれません」とも語っていた。
■腹痛なのに電車が止まって
電車での腹痛を経験している人は多く、「通勤途中、電車に乗っていて突然の腹痛。『途中下車して遅刻確定』か『気合いで乗り切る』か、このすごい選択を強いられているときないですか?」や「急行電車に乗っているときに来る腹痛ほど、恐ろしいものはない」などのツイートも。
さらには、「ウソだろ…。この腹痛の状態で、電車が止まったぞ。こんちくしょう」という運の悪い人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名