ビュッフェの客が袋に料理を詰めてお持ち帰り 店にバレて賠償金を支払うはめに

オーダー式のビュッフェで一般的な客の約10倍も注文し、料理を持ち帰った客。店主は大目に見てはくれなかった。

レストラン・料理・オーダー

来店した女性客が、あっと驚くような量の食べ物をオーダー。こっそり持ち帰っていたことが発覚しトラブルに発展していたことを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。


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■どんどん注文した客

中国で暮らす女性がビュッフェを楽しめる人気レストランにたびたび足を運び、とんでもない行動に及んでいた。

シーフードや肉、デザートなど明らかに食べきれない量を注文。残りを持ってきたビニール袋にこっそり詰め、テーブルの下に隠したハンドバッグに入れて持ち帰っていたのだ。

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■「大食い選手かと…」と店主

店主はメディアの取材に応じ、2022年8月にはこの女性客が頻繁に来店していたこと、また一般的な客の10倍ほどの料理を次々と注文していたことを明かした。

あまりにも注文が多いことから店側も驚き、「大食い選手だろう」と思い込んでいたのだという。しかし監視カメラの映像を確認したところ、バッグに食べ物を入れて持ち帰っていたことが発覚し、対応を余儀なくされた。


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■賠償金を支払った客

女性客もまたメディアの取材に応じ、「うっかり大量の料理を注文しちゃったんです」「だから食べきれない物を持ち帰ったの、そうしないと無駄になっちゃうでしょう」とコメントした。

だが店のレジ前と各テーブルには、「100グラムを超える食べ残しやお持ち帰りについては別途料金をいただきます」というルールを記載した紙がしっかり貼られていた。

しかも監視カメラに女性客の無茶な行動がすべて残っていたことから、店主は提訴に踏み切った。

これにより女性客もひるみ、店主の主張を認める形で4万5,000元(約89万4,632円)の賠償金と法的費用を支払うことに渋々同意した。


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■「恥知らず」の声が続々

この件について知った人たちからは、女性客に対する批判が噴出。「恥知らず」「強欲にもほどがある」といったコメントがSNS上に多数書き込まれている。また店主の対応については、「これで良い」「正しい」と考えた人が多かった。

ビュッフェ式のレストランに行くとつい「元を取りたい」と考えて、無茶な量に手を出す人もいる。そのせいでトラブルになったりしないよう、ルールはしっかり守るようにしたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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