高梨沙羅選手、ロッテ vs ヤクルト始球式に登板 「初のストライクを目指し…」
千葉ロッテマリーンズは6日の東京ヤクルトスワローズ戦で、女子スキージャンプの高梨沙羅選手が始球式を行うと発表。
千葉ロッテマリーンズは日本生命セ・パ交流戦2023、6月6日東京ヤクルトスワローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)に千葉ロッテマリーンズのオフィシャルスポンサーであるメルセデス・ベンツ日本株式会社の冠協賛試合「MERCEDES−EQ NIGHT GAME」を開催し、女子スキージャンプの高梨沙羅選手が始球式を行うと発表した。
■スノースポーツ界を見据えた活動も
高梨は、小学2年生からジャンプを始め、2011年2月のコンチネンタルカップにて国際スキー連盟公認国際ジャンプ大会での女子選手史上最年少優勝を果たす。
その後、FISワールドカップにおける4度の総合優勝などを経て、18年平昌冬季五輪では銅メダルを獲得。FISワールドカップでは男女を通じて歴代最多の63勝、また男女歴代最多115回目の表彰台に立つ偉業を成し遂げている。
また2023年5月25日より、スノースポーツを次世代に残していくための活動「JUMP for The Earth PROJECT」を立ち上げ、日本の雪山の自然環境とふれあい、まなび、まもる活動に取り組んでおり、スノースポーツ界全体を見据えた活動は評価が高い。
■始球式への意気込み
始球式は「MERCEDES−EQ NIGHT GAME」のファーストピッチセレモニーとして17時40分頃から行われる予定。
今回の始球式について高梨は「今回はZOZOマリンスタジアムで始球式をさせていただけること、幸せに思います。初のストライクを目指し頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。また、私自身競技面では新しいシーズンへ向け、自身のジャンプスタイルをつくり上げることを目指し精進して行きたいと思います」とノーバウンドでのストライク宣言。
■今後の人選にも注目
高梨の投球と来場するであろう東京ヤクルトのマスコットつば九郎との絡みにも注目だ。
千葉ロッテは今年も始球式に力を入れており、これまでに森七菜、ぺこぱなど著名人の登板が続いている。今後の人選にも期待したい。
■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)