小芝風花、「週末の顔」でオファー急増 出演するドラマには“共通点”があった
ドラマ『波よ聞いてくれ』の演技が好評な小芝風花。彼女は週末のドラマに出演することが多くて…。
放送中のドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)で主演を務める小芝風花。ここ数年、小芝は同作を含め、週の後半に放送されるドラマに出ることが多い。
「週末の顔」として需要が急増しているのには、理由があって…。
【関連】白石麻衣、『教場0』の裏で囁かれる「意外な評判」 テレビに映らない姿に驚きの声
■やさぐれたヒロイン役が好評
『波よ聞いてくれ』は、彼氏にフラれてお金を騙し取られた主人公役の小芝がヤケ酒を飲み、見ず知らずの男に愚痴をこぼすところから始まる。主人公は失恋した悔しさをその男にマシンガントークでぶつけるのだが、じつは彼は地元ラジオ局のディレクター。
滑舌の良さとトーク力に才能を見出された主人公が、ラジオパーソナリティとして活躍していく物語だ。
小芝は役作りで金髪に染め、やさぐれた女性を熱演している。
■「週末のドラマが多い」
小芝は、2019年に放送されたドラマ『トクサツガガガ』(NHK)でヒロインの特撮オタクOLを演じ、ブレイク。その後も多くのドラマに出演し、今年1月からバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース・ゴチになります!」でレギュラーを務めるなど、仕事が波に乗っている。
ある芸能事務所関係者は、ここ数年小芝が出演するドラマには共通点があると指摘する。
「週の後半に集中している印象を受けます。20年のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)は日曜日、同年のドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)と21年の『モコミ~彼女はちょっとヘンだけど~』(同系)は土曜日、昨年の『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)も日曜日。放送中の『波よ聞いてくれ』も金曜日です。これほど多くの週末のドラマに出演するタレントは珍しいですよ」(芸能事務所関係者)。
いわば、「週末の顔」になっていると言える。
■小芝が演じる役の特徴
なぜ、週の後半に放送されるドラマに起用されることが多いのだろうか。前出の芸能事務所関係者は、こう推察する。
「小芝さんが演じる役は、何でもスマートにこなせる性格ではないものの、いつも前向きで明るく一生懸命取り組むキャラクターが多い印象です。そういうドラマは、見終えた後のスッキリした気持ちになるので、週末に放送される傾向にあります。小芝さんはそういうドラマと相性がいいのでしょう」(前出・芸能事務所関係者)。
週末、一週間の仕事を終えて疲れてテレビをつけたり、家族そろって見る際、ドラマ内で小芝が困難にぶつかっても、笑顔で乗り越える姿が見る人を元気づけるのかもしれない。
■スタッフからの評判も良好
小芝の明るいキャラクターは、テレビの中だけではない。カメラが回らないところでも、同様のようで…。
「どんな仕事にも文句を言わず、一生懸命取り組みます。関西出身ということもあってか、明るい性格でトーク力も高いです。裏表がなく、スタッフにも気さくに話しかけてくれます。一度仕事すると、不思議と『もう一回番組に呼びたい』という声があがるんです。小芝さんの人柄に癒やされるスタッフも多いと思いますよ」(前出・テレビ局関係者)。
これからも、小芝は週末に癒やしを与え続けてくれることだろう。
・合わせて読みたい→小芝風花、オフショット祭りの“25歳振り返りツアー” 「充実した1年でした」
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)