まずいと風評被害を受けている激安インスタントラーメン「麺のスナオシ」 一流シェフがサッポロ一番級にウマくする方法を考えた結果…
まずいと風評被害を受けている激安ラーメン「麵のスナオシ」を、最強料理人・鳥羽周作シェフがアレンジした結果…。
世の中には、ちゃんと料理すれば美味しいのにさまざまな理由で美味しくないというレッテルを張られている「風評被害商品」がいくつもある。
たとえば「早ゆでパスタ」や「流水麺」など、すぐに作れることが理由で風評被害を受けているものもあれば、あまりに安すぎて美味しくないというイメージがついてしまったものも。
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■激安袋麺「麺のスナオシ」
例えば、こちらのメーカー「麺のスナオシ」(左)は、インスタントラーメン好きなら知っている激安麺。記者が購入したサッポロ一番は1袋120円台だったが、なんとスナオシは30円台。4分の1から3分の1程度の値段で買えてしまうのである。
今回も早ゆでパスタと流水麵を風評被害から救う激ウマレシピを教えてくれた最強料理人・鳥羽周作シェフにスナオシの袋麺を見せると「初めて見ました…めっちゃ安いですね」と、驚いているようす。
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■サッポロ一番より安価に作れるアレンジを考案
「ま、でも美味しくしちゃうんですけどね」とまた心強すぎる発言。しかも庶民のために、総額でサッポロ一番より安価に作れるアレンジを教えてくれるという。
まずはそのまま食べてみる鳥羽シェフ。「サッポロ一番と比べてちょっと旨味と麺の味が弱いかな? でも悪くないのでぜんぜん美味しくなりますよ」とのこと。
■スープと麺の弱さを補う
まずは何を入れるかと思えば、生卵を投入。これによりスープにまろやかさが生まれ、麺の食感も卵の濃厚さでおぎなえる。
そして旨味を足すため、鶏がらスープもひとつまみ。これで旨味とがスープに加わり、スープと麺両方をカバーできた。
■最後にごま油で香りづけ
最後にごま油を入れて香りづけをする。ちょっと簡単すぎないですか…?
見た目も「大学生が休みの日に作ったインスタントラーメン」みたいになっているが、味ははたして美味しいのだろうか…?
■「ばっちりですね!」
「ばっちりですね!」と言いながら麺をすする鳥羽シェフ。少しいただいたのだが、確かにサッポロ一番に比べて麺やスープ、すべて少し弱い部分があったため、そこを少しずつ補えば美味しくなるということが食べてより理解できた。
しかも卵に鶏がらスープ、ごま油を加えても食材費はサッポロ一番の半額程度で、栄養も満点。袋麺界の王者よりも安い値段でここまで美味しいなら、まずいとは誰も言えないだろう。
■今回もすさまじい腕前を披露してくれた
派手なアレンジをするのではなく、それぞれの味の底上げをして美味しくするという職人技を見せた鳥羽シェフ、今回もすさまじい腕前を披露してくれた。
麵のスナオシの袋麺は一般的なスーパーではあまり見かけず、ディスカウントストアによくあるため、気になる人はぜひ探してほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)