警察官がレストランで他人に会計を押し付けられる “犯人”の見事な手口に称賛の声
エリート警察官がレストランの客にまんまと騙され、会計を負担することになったことを自らSNSで投稿。その大胆な手口に、コメント欄は笑いの場となった。
インドのIPS(インド警察サービス)の警察官が、レストランで騙されたという話を自身のツイッターに投稿し、大きな反響を呼んでいる。現地メディア『NDTV』が報道した。
■警察官も真っ青の手口
インド東部オリッサ州のIPS警察官であるアルン・ボスラさんは、レストランへ南インド料理のドーサを食べに行った。食事を済ませて支払いをしようとすると、1皿しか注文していないのに、2皿分を請求されてしまったという。
驚いたアルンさんが店員に確認したところ、別の男性客が同伴者を名乗り、アルンさん付けの請求で食事をしたことが発覚した。アルンさんはその客を探したが、時すでに遅く立ち去った後だったため、食い逃げ犯の食事代も支払う羽目になったのだ。
■世間は笑い話に
アルンさんは自身のツイッターでこの件について投稿したところ、多くの反応が寄せられた。「次回は私たちも招待してください」「ただのドーサだったことに感謝してください」など、ジョークまじりのコメントが目立つ。
その他に「レストランやIPS警察官を出し抜く賢い男は、賞賛に値する」という声や、「その男は警察官を騙したことを知っているのか?」と警察官を出し抜いたことに衝撃を受けた人もいる。
■お騒がせな警察官
アルンさんは、昨年に投稿したツイートでも話題になっていた。そのツイートとは、北インドのジャイプル空港でスーツケースを手荷物検査機に通した時の動画だ。
異常なものが映し出されため、治安当局からスーツケースを開けるよう求められたところ、中には新鮮な鞘入りエンドウ豆が隙間なく詰まっていたのだった。
■職業のみならずSNSでも人気者
このようにアルンさんはツイッターで活発に活動しており、 ミニブログには 26 万人を超えるフォロワーがいる。
IPS職員とは、インドでは優秀な超エリートであり、憧れる人が多い職種だ。そのため国民から注目を受けやすいが、人気の秘密はそれだけではない。
アルンさんの投稿は面白いものから洞察力に富んだものまで多岐にわたることから、注目を集めているのだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・NaganoYae)