ロッテ・吉井理人監督、肉離れの回復方法に独自理論 「行けると思ってから5日…」
吉井理人監督がロッテYouTubeで肉離れについて言及。「治りかけ」が危ない理由を自身の経験を交えて語り…。
千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督が、チームの公式YouTubeに出演。自身がメジャーリーグで放ったホームランや、肉離れについての考えを語った。
■吉井監督に密着
自主練習日となった25日の吉井監督に密着した今回の動画。ZOZOマリンスタジアムのベンチで同監督が練習を見守り、カメラマンの広報担当とトークをする。
沢村拓一投手が打撃練習でホームランを打ったことからチームメイトに向けて「交流戦、DH(出場)あるだろ、俺?」とジョークを飛ばしたことをきっかけに、話題は吉井監督の初ホームランのエピソードに。
吉井監督は「クアーズ・フィールドで。内緒にしているんやけど、あそこは(高地なので打球が普段以上に)飛ぶから。球場は広いけど、まっすぐの球に振り遅れたと思ってもうちょっと速く前に打たなきゃと思ったら、スライダーが来て勝手に芯に当たって飛んでいった」と振り返った。
■肉離れに独自理論
その後グラウンドに現在右太もも裏の痛みで2軍調整中の藤原恭大選手が姿を見せる。
吉井監督は現役時代における自身の怪我を回顧し「ふくらはぎを肉離れして治りかけのときに馬券を買いに行って、ギリギリやったんで走ってぶり返したことがある、馬券場で」と笑う。
横で話を聞いていた益田直也投手が「当たったんですか?」と質問すると、「当たらへんかった。失敗したなあと思って。また10日間休みが増えてもうた」と語った。
さらに吉井監督は「だからみんなに言うてんねん。治って行けると思ってから、5日ぐらい様子を見ろって」とつぶやいていた。
■チーム状態は「良い方向」
グラウンドで選手とコミュニケーションを取った吉井監督はその後、ブルペンで投げ込みをする投手の様子を見守る。
視察後引き上げる際広報から「ここまで順調に貯金が10まで来ましたけど、チーム状態はどういうふうにご覧になっていますか?」と質問されると、「みんなよくがんばってくれています」と吉井監督。
さらに「若い子たちが本当に勝とうと思って一生懸命やってくれているので、今のところチームは良い方向に向いているかなと思います」とコメントする。
選手となごやかにコミュニケーションを取りながら、独自の理論を語った吉井監督にファンからは「チームの雰囲気がいい」「このまま優勝してほしい」などの声が寄せられていた。