海野翔太、 打倒オカダ・カズチカに吠える 「新日本のリングにパラダイムシフトを…」
海野翔太と師でもあるジョン・モクスリーが、打倒オカダ・カズチカを期して挑発した。
■「新時代を築きあげてやる」
海野は「オカダ! いや、オカダさん。あなたは、世界最高峰のレスラーだよ。どこの団体のどのレスラーよりも、あなたが世界でナンバーワンのレスラーだって、俺は本気で思ってるよ。そんなレスラーを倒したい、そんなレスラーを越えたい。そう思っちゃダメか? いちレスラーとして野望であり、夢だろ?」と語りかける。
「オカダ、いやオカダさん。いつまでもアグラをかける立場でもないだろう? 必ず、お前を倒して、この新日本プロレスのリングにパラダイムシフトを巻き起こし、新時代を築きあげてやる」とオカダを破り、世代交代を宣言した。
■5.26で爪痕を残せるか
そんな海野にチャンスが訪れた。5.26東京・代々木第二体育館大会で、オスカー・ロイベ&ボルチン・オレッグとのトリオで、ノンタイトルながらNEVER無差別級王者チームの、オカダ&棚橋&石井とのカードが組まれたのだ。
海野とトリオを組むロイべは身長2メートル超えの俊英。ボルチンはアマレス出身の強豪という期待の新世代トリオだ。
海野がこの試合でしっかりと爪痕を残し、海野に対して厳しい態度をとり続けているオカダを振り向かせることが出来れば、王座挑戦に近づくだけに、注目の一戦となった。
■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)