逆玉狙いの男が挙式当日に婚約者を殺害 「結婚をせがまれて耐えきれなかった」
結婚するのなら裕福な女性がいいと考えた男が、「妻になりたい」と望んでいた恋人を殺害してしまった。
交際していた女性と結婚の約束までしていたが、逆玉婚の夢を捨てきれず…。あまりにも身勝手な男が殺人事件を起こしていたことを、『Times Now』などインドのメディアが伝えた。
■結婚式当日に姿を消した女性
インドのラクナウで電気技師として働いていた20代の男が、SNSで知り合ったコマルさんという女性(21)を気に入り交際を開始。しばらく付き合ったあと婚約し、5月4日には結婚式を挙げることも決まっていた。
しかし式の当日、コマルさんは「美容院に行ってきます」と家族に告げて外出したまま、帰ってこなかった。
■警察が捜査を開始
コマルさんの父親からの通報を受け、現地警察は直ちに捜査を開始。コマルさんの通話履歴を確認したところ最後に話をした相手が婚約者だったため、さっそく署に呼んで事情を聴くことにした。
男はしばらくのあいだ適当な話を繰り返していたが、少しすると「逃げ切れない」と考えたらしく、驚くような話をし始めた。そもそもコマルさんとの結婚は望んでいなかったが、「結婚してくれないなら自殺する」と迫られて婚約してしまったというのだ。
■男が結婚を望んでいた相手
コマルさんと付き合う一方で、男は別の裕福な女性と知り合い男女の仲に。そちらとの関係が深まるにつれて結婚を強く望むようになり、コマルさんの存在が邪魔になったのだ。
この経緯を説明後、男は「コマルを呼び出して森に連れ込みました」「そこで布を首に巻きつけて殺害しました」と自供。捜査員たちが森に入り、コマルさんの遺体を発見・回収した。
男は「そもそも僕の家族は式を挙げることを拒否していました」とも話しているというが、関係者たちのコメントは現時点では伝えられていない。
■必要なものは愛よりお金?
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に「結婚で必要なもの」について調査したところ、「愛情」が46.7%、「お金」が53.3%という結果になった。
男が「愛情も大事だがお金はもっと大事」と考えたのであれば、コマルさんと別れてやり直すべきところを凶行に及び、結果としてすべてを失ってしまった。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)