谷繁元信氏、現役時代「正直嫌だった」と本人の前で告白 「その中の代表格」

その選手が打席に立つと、マスクを被っていた谷繁元信氏は「前飛ばしてくれ」「勘弁してくれ」と嘆いていたそう。

2023/05/23 23:15

谷繁元信

プロ野球・中日ドラゴンズの元監督で野球解説者の谷繁元信氏が23日、自身の公式YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』に出演。現役時代「いろんな意味で嫌」だった選手を明かした。

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■本人の目の前で「正直嫌だった」

この日は、現役時代に5年連続盗塁王、通算381盗塁をマークした元阪神タイガースの赤星憲広氏と対談。中日時代、捕手として虎のスピードスターと対決していた谷繁氏は「正直嫌だったのよ」と本人を目の前に告白する。

「キャッチャーってやっぱり足の速いバッターは1番嫌なのよ。1発のあるバッターって、その場だけじゃん。打たれるか打たれないかで。塁に出るか出ないかはほとんど関係ないから。足の速いバッターってフォアボールも嫌でしょ。塁に出られると嫌でしょ。粘られるのも嫌。だからいろんな意味で嫌なのよ」と捕手の本音を吐露した上で、赤星氏は「その中の代表格だった」と説明した。

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■守備中に心の声が…

マスクを被っているときでも、赤星氏に対する心の声が漏れていた谷繁氏。

赤星氏によれば、ファールで粘っていると、ボソッと「前飛ばしてくれよ」。さらに、盗塁を決めたあとの打席では「頼むから勘弁してくれよ」とつぶやいていたそうで「すごく心の声が出ちゃってるなっていうのは感じてましたね」と苦笑しながら振り返った。


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■「どの球で早く前に飛ばさせるか」

リードする身としては、打者に粘られることがとにかく嫌と谷繁氏は語る。そのため、前に飛ばさせて早めに打ち取りたいのがキャッチャーの心理だという。

「だから逆に難しいんだよね。どの球で早く前に飛ばさせるかってことが」と打者との駆け引きの難しさを話していた。

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(文/Sirabee 編集部・RT

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