百年の恋も一瞬で冷めかねない「臭キス」 被害者は女性だけでなく男性にも
気になる人とキスしてみたら予想外の口臭が…。こんな悲しすぎる経験をした人を調べてみたら…。
■対策グッズも多いが
口臭ケアのためのタブレットやうがい薬、サプリメントなどの中には「キスする前のエチケット」のように親しまれているものもある。
ニンニクなど匂いの強いものを食べたくらいであれば、ちょっとしたマウスウォッシュくらいでごまかせるかもしれないが、歯周病のような臭いや、内蔵の調子が良くないのではと思わせるような口臭を体験した人もいるだろう。
また、喫煙者の口臭も、タバコを吸わない人にとってはいくらうがいしても一発でわかる。こうした残念なキス、どれくらいの人が体験しているのだろうか。
■4割が臭キスを経験
Sirabee編集部が、4月22〜24日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象にキス時の口臭について調査したところ、全体の40.3%が、「キスした相手の口が臭かった経験がある」と回答した。
かなりの割合であり、キスと口臭がやはり密接に結びついている状況がうかがえる。
■男性が上回る世代も
かなりの割合にのぼった「臭キス」経験者だが、どのような人たちが被害に遭っているのだろうか。男女・年代別で見てみると、興味深い傾向も。
まず、口臭というと「男性のほうが臭い」と思いがちだが、被害者の男女差は意外にも少ない。男性では37.5%、女性では43.1%と女性のほうが多いもののともに4割前後に。また、10〜20代は唯一、男性の臭キス被害者が女性を上回った。
全体では、女性では30代が48.3%、男性では40代が43.3%と最も高い割合となっている。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ!』(宝島社新書)。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)