母と娘が同時期に妊娠し話題に 「互いの子に母乳をあげることも…」
母親は18歳で第一子を出産し、40歳の時には娘と同時期に妊娠。「若くして母親になることは、孫の成長をより長く見届けられる」と喜んでいる。
母親が若々しく、姉妹のような母親と娘がいる。このたび「娘と同時期に妊娠しました」と告白した女性に世間の関心が集まっていることを、『Mirror』や『NEW YORK POST』など英米のメディアが報じている。
■娘が15歳で妊娠
話題の女性は、イギリスのドンカスターに住むジェーン・マクニースさん(47)。今年27歳になる娘のローラさんが15歳の時に妊娠したことから、驚きのストーリーが始まったという。
ショックを受けたジェーンさんは、娘に「若すぎる」という理由で中絶を提案したが、ローラさんは「そんなの絶対に嫌よ。ママだって私を若くして産んだじゃない」と譲らなかった。
ジェーンさんもまた18歳で第一子を出産しており、「若いママになりたい」と強く希望する娘を応援することにしたのだった。
■孫と息子はたったの2歳違い
そして2012年、ローラさんは第一子となるイヴィーちゃんを出産し、ジェーンさんは30代半ばでおばあちゃんに。孫の世話をしているうちに「私ももう一度ママになりたい。赤ちゃんが欲しい」といった感情が芽生えたそうだ。
その後、30代後半で妊娠したジェーンさんは、ローラさんの弟となるオリヴァーくんを出産。「息子のオリヴァーと孫のイヴィーは、たった2歳違いなんですよ。面白いですよね」とにこやかに語っている。
■互いの子供に授乳
さらに2016年、当時40歳だったジェーンさんとローラさんは、揃って妊娠が判明。
妊娠中のつらい時期を互いに支え合い、幼い子供たちの世話も協力して行ったことで、母娘の絆はさらに深まった。そして赤ちゃんが誕生すると、互いの子に授乳することもしばしばだった。
ローラさんはその後、さらに2人の子を出産。ふたりは現在、6人もの子供を協力し合って育てている。「若くして母親になると、より長く孫の成長を見届けられる」と嬉しそうに話している。
■家族に自閉症が判明
しかしある時、オリヴァーくんの自閉症が発覚した。ジェーンさんは発達障害について勉強しているうちに、その特徴が自分にも当てはまることに気が付き、専門医に相談すると、娘のローラさんも自閉症だったことが分かった。
障害を持つ家族がいる家庭と、そうではない家庭に違いがあるのかを考えるようになったジェーンさんは、書籍を出版。
「自閉症の人は『友達作りが苦手』と言われますが、この子たちはすでに家にたくさんの友達がおり、何も不安がることはないです」と誇らしげに語っている。
・合わせて読みたい→17歳で宝くじ1億6千万円に当選した女性 「人生が10倍悪くなった」と後悔
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)