生島ヒロシ、原稿読み上げ中に思わず涙するハプニング 理由は「川崎vs仙台」の一戦

アナウンサーの生島ヒロシが、Jリーグ30周年記念イベントに登場。東日本大震災直後に行われた一戦を回顧し…。

生島ヒロシ

15日、都内で「Jリーグ」30周年記念イベントが開催。イベントの司会を務めたアナウンサーでタレントの生島ヒロシが、思わず涙し言葉をつまらせる一幕があった。


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■サッカー通の生島

サッカー情報番組『スーパーサッカー』(1993年~2021年放送、TBS系)の初代メインキャスターを務めるなど、これまで数多くの試合を伝えてきた生島。

記念イベント内プログラムの一つ「J30 ベストアウォーズ」では司会進行役を務め、過去30年のベストシーンやベストゴールを、スクリーンに映し出されたVTRと共に次々と読み上げていった。

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■ベストマッチ部門には「川崎vs仙台」

Jリーグ30周年イベント

そのさなか、突然生島のナレーションに乱れが生じた。

それは「ベストマッチ部門」発表の際で、同賞には2011年4月23日に等々力陸上競技場(神奈川・川崎)で行われたJ1第7節「川崎フロンターレvsベガルタ仙台」が選ばれていたが、じつはこの試合、東日本大震災で仙台が被災して以降初となるゲームとしてファンの心にも刻まれている。


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■涙で言葉をつまらせ…

両チームは一進一退の熱い攻防を繰り広げ、結果的には1対2で仙台が劇的な逆転勝ち。

震災からの復興を象徴するこの一戦に、生島は当時の試合を回顧しつつ「雨の中、多くの地元サポーターが詰めかけ、魂のこもったパフォーマンスを見せた仙台。…そして、ホームとして…仙台の戦いを受けた川崎フロンターレには…多くの人が心を打たれ、こちらの試合がベストマッチに選ばれました…!」と時折言葉をつまらせながら、どうにか原稿を読み上げた。


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■会場内も感動ムード

生島ヒロシ

その後、ハンカチで目や鼻を押さえながら「…僕は宮城出身なものですから、この試合は本当に覚えているんですけど…いまもちょっと思い出してしまって……申し訳ないです…」とカメラに向かって謝罪した生島。

会場にいた関係者、メディア陣もこの光景には心を打たれ、目頭を熱くする記者も少なくなかった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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