6歳男児がおもちゃ屋目指して車を運転し事故発生 「ミニカー買いたかった」

「どうしてもおもちゃを買いに行きたい」と考えた男児が、親の車に乗って事故を起こし、軽傷を負った。

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親の車に乗り、弟と一緒に店を目指した男児。しかし少し先で事故を起こし保護されていたことを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えた。


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■夜に家を出た兄弟

9日、マレーシア・ランカウイで暮らす男の子(6)が小さな弟(3)を連れて、こっそり家を抜け出した。「どうしてもミニカーが欲しい」「おもちゃ屋に買いに行きたい」と考えたからだ。

すでに夜も遅く、両親も見ていない。「今ならばれない」と考えた男の子は、両親の自家用車に乗り込み、エンジンをかけた。

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■ついに事故が発生

車はなんとか動かせたが、運転経験がないためまっすぐには進めない。それでもゆっくり運転を続けた男の子は、自宅から約2.5キロの場所で街灯に車を当てて、通報されてしまった。

この事故で男の子は顎に切り傷を負ったが、弟は無傷。車のボンネットにも傷ができたものの、大きな事故にはならなかった。

たまたま目撃した男性は驚き、その様子を撮影してSNSで公開。「男の子が運転しているとは思わなかった」「酔っ払いがハンドルを握っているのかと思った」と話している。


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■両親は目撃しておらず

現地警察が通報を受けて駆けつけたのは、午後11時15分。その後に調べを進めた結果、兄弟が家を抜け出したとき、父親はすでにぐっすり眠っていたことが判明。母親はたまたまトイレに入っていたのだという。

男の子が運転の方法をなぜ知っていたのかなど、詳細は今のところ報じられていない。


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■驚きの声が噴出

まだ幼い男の子が実際に運転して、2.5キロも進んだというこのケースに多くの人が驚き、「そもそも誰がこの子に運転の方法を教えたんだ」という声が多くあがった。

日本、アメリカなどでも10歳未満の子供が運転し、後に保護されるといったケースが過去に何度か伝えられた。親が運転する様子、ビデオゲームなどからハンドル操作を学んだという子供もいたようだ。

子供が絶対に危険な行為に及ばないように、大人は鍵の管理を徹底するなどして、普段から気をつける必要がある。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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