電子レンジで作るハムエッグが最高すぎる… 調理時にやりがちな「問題」も解決
電子レンジですぐにできるハムエッグ。ネット上で、「斬新な作り方」と称賛の声が相次いでいる。
フライパンでハムを軽く炙り、卵を割り入れて加熱する──。ハムエッグは簡単に調理でき、ご飯にもパンにも合うので、朝食に重宝される。
いま、ネット上ではそんなハムエッグを電子レンジで作れることが話題になっている。レンジで作ると、「あの問題」も解決できて…。
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■電子レンジで作るハムエッグ
事の発端は、4月下旬に投稿されたあるツイッタユーザーの投稿。内容としては、生卵を2枚のハムで挟み、塩胡椒をかけ、600Wの電子レンジで1分20秒加熱すると、ハムエッグができるというもの。
ハムエッグは手軽に作れるので朝食に並ぶことも多いが、朝の忙しい時間帯にフライパン、盛り付ける皿、ヘラなど、意外に洗い物が増えてしまいがち。余談だが、記者も初めて一人暮らしをした大学時代、朝ハムエッグを作った際の洗い物にげんなりしたものである…。
レンジと耐熱皿で作れるのであれば、洗い物も最小限で済むだろう。
■ネット上でも称賛の声相次ぐ
ハムエッグの「時短レシピ」はネット上でも話題に。「この作り方は斬新というか、想像してなかった」「お弁当のおかずにもいいかも」「明日からすぐ真似できそう」など、絶賛する声が多数あがっている。
また、「簡単でおいしいし、子供たちに大人気になった」「作るの楽だしお腹にたまるから朝ごはんに最高だったよ」「やってみたら簡単すぎてびっくり」 など、実際に試した人物からの意見も。
それほど簡単なのであれば、作ってみるしかない。実際に試したところ、「新たな発見」もあるのだった…。
■実際に作ってみると…
用意する食材は生卵1個、ハム2枚、塩胡椒と、非常にシンプル。
耐熱容器にハムを一枚入れて生卵を乗せ、塩胡椒を少し振る。この際、爆発を防ぐため、フォークや爪楊枝で黄身に数か所穴を空けておく。
その上からもう一枚ハムを乗せ、ラップにかけて電子レンジで加熱する。記者は黄身がトロトロなのが好きなので、500Wで1分30秒とやや短めに。
チンした卵を見ると、ハムの間の卵にしっかり火が通り、フライパンで作るものと変わらない。箸で半分に切ると、黄身がトロッと溶け出し完璧である。
もちろん、味も文句なし。加熱時間をもう少し長くして黄身を固めにすれば、弁当に入れることも可能だ。
■作る際の「あの問題」も解決
実際に作ってみて、卵の焼き加減をしっかり調整できると感じた。黄身の焼き加減は人それぞれ好みがある。
「黄身は固めのものがいい」という人もいれば、「半熟以外は認めない」というこだわりの強い人もいるだろう。そんな希望を聞きつつも、家族全員分を作っていると、ほんの少し目を離した隙に「半熟派」の卵も固くなってしまうことがある。
だが、電子レンジであれば自分の好みの加熱時間を一度覚えるだけで、ハムエッグを作る際にありがちなこの「問題」も解決できる。加熱前、黄身に穴をあけることだけ気を付ければ、子供でも作れるので、「ハムエッグはそれぞれレンジで作る」方式を導入してもいいかもしれない。
平日の忙しい朝、「電子レンジでできるハムエッグ」ぜひ試してほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)