スターダム・桜井まい貴婦人劇場、次の標的は高橋奈七永 「おだまりなさい、この庶民レジェンドが」
「貴婦人劇場」のマイクパフォーマンスで高橋奈七永をリングに呼んだ桜井まい。奈七永は「パッション注入してやる」と対戦承諾。
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『Last Jumbo Princess ~ひめか引退セレモニー~』5.14 東京・後楽園ホール大会を開催した。
■27日の前哨戦に
試合としてのメインイベントでは、コズミックエンジェルズ(コズエン)の中野たむ&なつぽい&安納サオリが、ドンナ・デル・モンド(DDM)のバリバリデンジャーズ、ジュリア&桜井まい&テクラと対戦。
なつぽい&安納は、5.27東京・大田区総合体育館大会でKAIRIとのリスタートで保持しているアーティスト・オブ・スターダム王座をかけてバリバリデンジャーズの挑戦を受けるため、この試合は前哨戦に。
たむとジュリアは、4.23神奈川・横浜アリーナ大会でたむがジュリアから赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座を奪取して以来の遭遇になる。
■貴婦人劇場の標的は高橋奈七永
試合は、安納とジュリアの約4年ぶりの遭遇に注目が集まる中、前哨戦とあって両チームともに激しく目まぐるしい展開に。
最後は安納とジュリアが投げっぱなしジャーマン合戦から、安納の延髄斬り、ジュリアの膝蹴りが決まったところでタイムアップ。あっという間の15分だった。
試合後、ジュリアは「ちょっと待って! 安納サオリ、4年ぶりだなぁ。こんなんじゃ全然物足りないんだよ。ところでよ、オマエは本当にそのユニットでいいの? 別に深い意味はないんだけど、その答えが大田区のアーティスト戦で出るんじゃないかな」と意味深発言。
ジュリアは締めを“貴婦人”桜井に託すと、「後楽園ホールにお越しの庶民の皆さまごきげんよう!」といつものテンションで話し出す。
「5月27日、大田区で、庶民エンジェルズを宇宙一のゴミクズにして差し上げますわぁ〜」とコズエンを挑発すると突然「高橋奈七永どこかしら?」と奈七永を呼び出す。
奈七永が現れると「次の『NEW BLOOD』でワタクシがあなたのパッション注入マッチに志願してあげてもよろしくってよ。ワタクシが言ってるんだから、もちろん受けるわよね?」と上から目線で対戦を志願する。
■奈七永は対戦承諾
これを聞いた奈七永は「オマエさぁ。最近プロレスのことより、マイクのことばかり考えてんじゃねぇの? 他人に言ってる分には面白かったけど、私にも言って来たなテメェ! ボコボコにされてぇのか? オマエにパッションを注入してやるよ!」と怒りながら対戦を受諾。
桜井は「いろいろ言ってくれるじゃない。おだまりなさい! この庶民レジェンドが!」とこれを受け流すと「あなたが女子プロレス界の人間国宝なら、ワタクシは女子プロレス界のローランドになりますわぁ〜! この世には2種類のプロレスラーしかいない。ワタクシ貴婦人様か、それ以外よ! 帰ってよし!」と言い放ち、奈七永を帰した。