人気歌手のコンサートを観た女性がフリマアプリに出品 あり得ない物で大ひんしゅく
人気歌手のコンサートに出かけ、同じ空気を共有。そう聞いただけで「あなたが身につけていた物が欲しい」と、飛びつく熱狂的なファンはいるが…。
超人気歌姫のコンサートは、チケットを買うことからして困難。そうそう簡単に行けるものではない。 そんななか「自分はテイラー・スウィフトのコンサートに出かけた」と主張するアメリカの女性が、驚くような行動に出た。
熱狂的なファンの心理は悪用されやすいという事実を、『Daily Mail』などが報じている。
■チケットが買えるのは奇跡
女性が出かけたというのは、世界的に成功を収めている女性歌手のテイラー・スウィフトのコンサートだった。
今年3月から始まった全米ツアー『The Eras Tour』では、アリゾナ州グレンデール市が「ツアー開始の都市に選ばれたことは非常に光栄」として、3月17日から2日間限定で市名を「スウィフト・シティ」に改名。
すさまじい人気を物語るエピソードが作られていた。
■「こんなモノ売るかな」
『The Eras Tour』のチケットを運よく購入することができたのか、問題の女性は「3月下旬にラスベガス公演を観に行った」と主張している。
そして、自分が当日そのコンサートで身に着けていたある小物を、衣料品のフリマアプリ『Depop』に出品。しかし「こんなどうしようもないモノを、目が飛び出すような高値で売るものかな」とひんしゅくを買ってしまった。
■すでにヘタっている中古のレンズ
女性が「一度は観てみたいテイラーのコンサート。私はコレを通して観たの。欲しいでしょう?」として売りに出したのは、なんと使用済のソフトコンタクトレンズ2枚だった。
すでに乾いてヘタっており、しかも値段は驚きの1万ドル(約134万円)だという。ただし、テイラーのコンサートで本当にそれを装着していたと証明できるわけもなく、ユーザーがアプリの運営者に通報したのか、ほどなくしてその商品は出品リストから消えた。
■「あんなのただの冗談よ」
その後、女性は自分のプロフィールページで「爆笑! あんなのただの冗談に決まってるじゃない」と白状したが、反省している様子は見られないようだ。
テイラーと同じ空気を共有したと聞いただけで、「それが欲しい」「私に譲って」と飛びついてしまう熱狂的なファンたち。
しかし、そうしたファン心理を利用して稼ごうとする邪な人間が世の中には大勢おり、あらゆる方法でアプローチしてくることを忘れてはならないようだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)