GHC女子王座は新設されるのか 夏すみれは「ノア女子枠は私に任せてれば大丈夫」
夏すみれは試合後、「ノアの女子枠は私に任せてれば大丈夫。今日それを証明できた」と宣言。
プロレスリング・ノアのビッグマッチで女子の試合が組まれるようになってから試合のレベルが高いと普段男子プロレスしか見ないファンからも高評価を得ている。
フリーの選手を中心に参戦をしており、5.4東京・両国国技館大会では、雪妃真矢&SAKIが夏すみれ&水波綾と対戦した。
■「ノアで女子ベルト」が目標
水波以外はフリーとしてスターダムに参戦しており、雪妃と水波は各団体に引っ張りだこ。SAKIはCOLOR’Sとしてユニット活動も活発にしている。
夏はフリー選手を集めたフリーランスサミットNOMADS’を企画した。夏と雪妃は1.22横浜アリーナ、4.16ゼピオアリーナ仙台に続いて、3度目のノア参戦。
2人とも初参戦時から「ノアで女子のベルトを作ってもらえるように頑張りたい」と目標に掲げていたが、徐々に現実味を帯びている。
この日の試合では、夏が実力者で、スターダムの赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者だったジュリアに挑戦するも負けなかった(両者リングアウト)雪妃から3カウントを奪い涙を流した。
■「ノアの女子枠は私に任せて」
試合後、夏は「参戦し始めてまだ日にちは浅いんですけど、今日はようやく初勝利をこのノアのリングで収めることができましたんで、もう自信を持って言えます。ノアの女子枠は私に任せてれば大丈夫。今日それを証明できたと思います」と発言。
ノア初参戦の水波は、「まずは今日こうやって両国の舞台で試合できたのは、夏と雪妃がノアで女子部というものを主張してくれたから今日、私はここで試合をすることができたので、二人には凄くありがたいと思います。今日、初めて出たけど、まだまだ、もっと面白い選手、女子もメチャメチャいます。それを知ってもらいたい。何なら私のことももっともっと、皆さん興味がわいたと思うので、もっと知ってもらいたいです」と語る。
「まだまだ女子はこれからだと思うし、このノアで女子の試合をやっていく分には、夏は私が必要だと言ってたけど、夏だけじゃ心細いでしょう。なあ? だったら夏はもっともっとパワーを出せる。そのためには私がどんどん夏のパワーを引き出してやろうかなと今日、組んでで思いました。なにげに先輩と後輩関係なんで、今日この場で組めたのは何か感慨深いなと思いました」と思いの丈を熱く語っている。
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■「有言実行したい」
女子王座新設の話題になると水波は、「風の噂で聞きました、女子王座。すっげえいいこと、誰が言ったかわかんないけど、みんなその女子王座、めっちゃ気になってると思うので。私もその一人なので、これは有言実行したいなと思います」とかなり意欲的。
水波は「もっといい選手がいるので知ってもらいたい」という気持ちがかなり強いようだ。
新日本プロレスは同じブシロード傘下のスターダムとともに昨年IWGP女子王座を新設したが、ノアが新設するならGHCの冠がついたGHC女子王座という名前が相応しいだろう。