こちらも不快な気持ちに… 約8割が遭遇した「他の客」が店員に取った行動
お店に入ったときには、気持ちよく利用したいものだが…。
お店を利用しているとき、他の客が店員にクレームを入れている場面に遭遇した経験がある人もいるだろう。理不尽なクレームの場合には、こちらが不快な気持ちになってしまうことも…。
■約8割「クレームを入れている人を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「お店での他の客の対応」に関する意識調査を実施したところ、全体で83.5%の人が「お店でクレームを入れている人を見た経験がある」と回答した。
■老若男女問わず高い割合に
性年代別で見ても、すべての年代で8割前後の高い割合になっている。
老若男女問わず目撃しているとなると、お店の客層などは関係なくどのようなところにもクレームを入れる人はいるのかもしれない。
■隣の人が声の大きい人に怒り
ファミレスでクレームを言っている人を目撃した30代女性は、「斜め隣にいるグループの一人が、地声が大きなタイプの人だったんです。その人を不快に思った隣の席の男性が、お店の人に注意するように言っていました。ただ店側も言いにくかったのか、そのままなにもしなかったんです」と振り返る。
我慢ができなかった男性はさらなる行動を取ったようで、「その男性は、直接本人に『うるさい』と言い出したんです。気まずい空気が流れて、私も嫌な汗をかいてしまいましたね。その人の声が大きいのはたしかですが、ファミレスでそこまで静かな状況を求めるのもおかしい気がします」と話を続けた。
■注文したものがこなくて…
居酒屋で注文したものがなかなかこなかった経験がある20代女性は、「居酒屋に行ったときに、あまりにも注文したものがこなくてイライラしていました。ただ私たちのグループには、そのようなときにはっきりと言えるタイプの人がいなくて…。すると隣の席の人が、『料理がこないんですが…』と店員に言っていたんです」と語る。
思っていたことを伝えてくれたのがうれしかったようで、「自分たちも困っていたことを言ってくれたので、少し気持ちがすっきりとしましたね。怒りをぶつけるような言い方ではなく、相手のことも気遣った感じのだったところにも好感が持てたんです」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名