坂崎ユカ、東京女子プロレスを電撃卒業し海外進出へ 「国内他団体に出ることは100%ありません」

東京女子プロレス旗揚げ戦から団体を牽引してきた坂崎ユカが卒業を発表。海外進出への思いも語った。

2023/05/08 22:35

■外国人選手との対戦を希望

団体内でやり残したことについて問われると、「東京女子でしかできないことがまだあって、私のなかでもまだ完結できてない東京女子の物語があるので。この残り7ヶ月くらいで、(海外遠征で)実質考えると3ヶ月とか半分くらいになると思うんですけど。全部取りこぼしなく思い出を突っ走れたらなと思います」と回答。

さらに、ビッグマッチ7.8東京・大田区総合体育館大会では、「やりたい選手はいます。AEWの選手と交流があるので、アメリカには来られないお客さんにもAEWの選手が間近で見られたらいいかなって思うので、AEWの選手を呼びたいです」と外国人選手との対戦を熱望した。


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■先輩たちの魂を引き継いで

坂崎の卒業を受けて甲田哲也代表は、「個人的に東京女子は選手が40歳、50歳になって、20年、30年居続けるよりは…。青春じゃないですけど、突っ走って、プロレス業界に残るのか、他の職業に就くのか、それぞれに進んでいただき…」と語る。

「また新しく入った子たちが東京女子の先輩たちの魂を引き継いで、何十年とずっと続けていく団体でありたいと思いますので。こういうことは想定もしていたので、決断の声を押したいなという気持ちです」と、坂崎の卒業を機に新しい顔が出てくることを期待している様子。


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■年内は海外と行き来

現在、海外からのオファーも多くアメリカ遠征のため、坂崎は5.13静岡・アクトシティ浜松大会から6.4東京・両国KFCホール大会まで欠場する。

帰国第1戦となる6.11後楽園大会では、これまでしのぎを削ってきた白昼夢(辰巳&渡辺未詩)とプリンセスタッグ王座の防衛戦を行う。

今後も年内は日本と海外を行き来する予定で、卒業まで東京女子にはスポット参戦になるとのこと。限られた日程で、どんな試合が見られるのか注目だ。


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■著者プロフィール

どら増田

どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田

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