坂崎ユカ、東京女子プロレスを電撃卒業し海外進出へ 「国内他団体に出ることは100%ありません」
東京女子プロレス旗揚げ戦から団体を牽引してきた坂崎ユカが卒業を発表。海外進出への思いも語った。
東京女子プロレスが5月8日、神田明神内で記者会見を開催。旗揚げ戦から山下実優らとともに団体を牽引して来た坂崎ユカが、東京女子プロレス誕生10周年記念興行12.1東京・後楽園ホール大会をもって、卒業することを発表した。
2024年からは海外を拠点に活動するという。
■プリンセス王座に3度戴冠
坂崎は旗揚げ戦の2013年12.1東京・北沢タウンホール大会でデビュー。同じく旗揚げメンバーの山下実優、中島翔子、辰巳リカらとともに東京女子を引っ張ってきた。
団体最高峰のプリンセス・オブ・プリンセス王座には3度、プリンセスタッグ王座には、現在もマジカルシュガーラビッツ(パートナーは瑞希)で4度戴冠するなど、団体の顔の一人である。
■10周年のタイミングで卒業
坂崎は、「決めるまですごく心が揺れたというか、決心がつかない状態だったんですけど。こういう節目でもないと、なかなか自分で決断するのが難しかったので、10周年のタイミングで卒業させていただくことになりました。漠然といつかはやめないといけないと思っていて」と思いを吐露。
「学生時代も高校3年生のときとか、期間が決まってるものという認識が私のなかにあって。東京女子って特別だからこそ、ずっとはいられないなっていうのがあって。でもみんなと離れがたいし、自分で決断するのが辛くて、あっという間に10年経って。でも10年過ぎたら、もっと離れられないなって思ったから10年でやめさせていただこうかなと思いました」と卒業の経緯について説明した。
■「海外で続けたい」
卒業後については、「プロレス自体はすごく大好きだし、コンディションもまだ大丈夫なので続けたいけど。東京女子の色だったり、雰囲気だったり。東京女子が大好きだからこそ、東京女子を離れて違うステージにいかなきゃなって思ってるので。日本でってなると、東京女子のイメージを干渉してきてしまうかもしれないんで、海外で続けたいなって思いました」と語り、海外進出への強い思いが卒業を後押ししたようだ。
気になる国内の他団体への参戦は「(他の)女子団体に出ることは100%ありません」とキッパリと否定した。