道場六三郎氏の「あさりと新キャベツの酒蒸し」 あっという間にできて美味しすぎ…
道場六三郎氏が伝授するたった5分でできるあさりと新キャベツの酒蒸しが最高。
和の鉄人・道場六三郎氏のYouTube公式チャンネル『鉄人の台所』では、家で簡単に作れる家庭料理の数々を紹介している。今回、5分でできるという旬の新キャベツを入れたあさりの酒蒸しを編集部で実際に作ってみた。
画像をもっと見る
■旬の食材をふんだんに
新キャベツもあさりもちょうど今が旬のもの。材料はこれらを使う。
調味料はこちら。酒蒸しなので日本酒は適量、オリーブオイル大さじ1〜2、塩は少々。
道場氏の動画ではあさりの砂抜きはなかったが、簡単にできる方法があるので紹介しよう。
50度のお湯にあさりを入れて10〜20分経てば砂抜き完了だ。50度は、いったん鍋でお湯を沸騰させたところに同量の水を入れるだけ。海水と同じ塩分濃度にする必要はない。
■包丁は使わないほうが楽しい
あさりを砂抜きしている間に、キャベツを手で適当にちぎる。「手でちぎったほうが楽しい」と道場氏。確かに新キャベツは柔らかいから手で簡単にちぎれるし、味の馴染みもよさそう。
ちぎったキャベツにオリーブオイル大さじ1〜2を回しかけ、そのままフライパンで軽く火を通していく。
キャベツがしんなりしてきたら、日本酒を適量(50cc〜100ccほど)入れてあさりを投入。塩を2つまみほど振る。
貝がぱく、ぱくっと開いてくるので、すべてが口を開けば完成だ。
■旨みが凝縮
あさりの出しとキャベツの甘みが融合。スープにはそれぞれの旨みが凝縮されている。はじめに新キャベツを炒めてからあさりを入れるので、貝に火が通り過ぎず身がぷっくりして美味しい。
酒蒸しだが、お酒は飛んでいるのでお酒が苦手な人でも食べられる。日本酒やワインのお供にもぴったりだ。残ったスープに少し塩気を足して、ごはんやパスタを入れても美味しそう。
「本当に春らしくていい味。5分間で全部できる」と道場氏。料理する時間がないときでもすぐにできる旬のレシピは最高だった。
・合わせて読みたい→コウケンテツ氏の「キャベツステーキ」が絶品 素材の旨みがこれほど出るとは…
(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)