『海鷂魚』を何と読む? 海中を悠々と泳ぐアノ生き物も正解者は3割以下
優雅に泳ぐ姿が「はいたか」の飛ぶ姿と似ていることからその漢字が当てられたという。
■「海鷂魚」は何と読む?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「海鷂魚」の読み方に関する調査を実施したところ、全体で24.0%の人が「えい」、76.0%の人が「おこぜ」と読むと回答した。

「えい」と読む人は男性が26.1%で女性が21.8%。「おこぜ」と読む人は、男性が73.9%、女性は78.2%という結果に。
■正しくは「えい」
「海鷂魚」の正しい読み方は、「えい」。板鰓亜綱(ばんさいあこう)に属する軟骨魚類のうち、エラが体の下側に開くものの総称。
漢字表記には「海鷂魚」のほかにも、「鱏」、「鱝」、「鰩」などがある。「海鷂魚」は、海で泳ぐ姿が「鷂(はいたか・はしたか)」に似ていることからつけられた漢名だという。
■背びれの毒には要注意
悠々と泳ぐ姿が人気の「海鷂魚」だが、アカエイなどのいくつかの種は背びれに毒針があり、刺されると激しい痛みとともに、吐き気、めまい、血圧低下、呼吸困難などの症状を引き起こし、最悪は死に至るケースもあるという。
夏に向けて海辺での行楽を計画している人もいるだろう。釣りや海水浴、潮干狩りなどに出かけて、浅瀬の砂に潜っていたアカエイを踏んでしまい刺されるケースが多いようなので、長靴を履く、すり足で移動するなど、浅瀬を歩く際には注意したほうが良さそうだ。
■「おこぜ」は「虎魚」と書く
「おこぜ」の漢字は「虎魚」。オニオコゼの別名または、毒棘を持つカサゴ目魚類を含めていう名称。オニオコゼは、関東以南の太平洋と新潟県以南の日本海、および東シナ海に生息している。
日本料理では、刺身・唐揚げ・吸い物などにして食されているが、食べられる部分が少ないことから高級魚として扱われる。「海鷂魚」同様、背びれに毒棘があり、刺されると激しく痛むので扱いには注意が必要だ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)





