乳がん手術で自信を失い悩む50代女性 「新しい恋人と関係を先に進めるのが怖い」

乳がんの手術と離婚を経て再び恋に落ちたが、体の変化もあって消極的に…。そんな女性が切実な悩みを打ち明けた。

中年女性

がんを患い、両方の乳房と安定した結婚生活を失った女性。再建術も受け新しい恋人にも恵まれたが、体を見せるのが怖く前に進めないままだという。


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■まさかの乳がん宣告

海外で暮らす女性は、現在55歳。ここ数年間はさまざまな出来事があり苦しい思いもしてきたが、負けることなく強く生きてきた。

少し前には乳がんを宣告されたため、両方の乳房を切除する大手術も受けた。その後に思い切って再建術は受けたが体には大きな傷が残っており、乳房も元通りになったとは言いがたい。

また治療に使われた薬の影響で体重も激増し、外見には自信がなくなったという。

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■新たな出会いと恋

結婚25年になる夫もしばらくは女性に寄り添いサポートしてくれたが、闘病を支える生活とプレッシャーに耐えきれなくなり女性を捨てた。

続くと思っていた結婚生活は突然破綻し、女性は独身に。これからはひとりで生きていこうと考えていたが、今年に入りある男性(59)と知り合い恋に落ちた。

男性は心優しく、交際相手としては申し分ない。しばらくすると肉体関係を求められるようになったが、女性はあれこれと言い訳を繰り返し、恋人を拒否し続けているという。

「大きな傷のある太った体を見せたら、きっと彼にも嫌われる」と恐れているからだ。


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■「焦らずに…」という助言

自信が持てず悩んでいる女性が、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿した。

回答者は「長いあいだ恋をしていなかったのだから、自信が持てないのは自然なこと」「乳がんの手術を受け、体型も変わってしまったのです」「あなたが悩むのも無理はありません」と、理解を示した。

さらに回答者は「恋人はあなたのことが好きです」「だからこそ男女関係を求めているのでしょう」「ゆっくりと関係を進めていきましょう」と励まし、背中を押している。

また「恋人には不安な気持ちを伝えていいんです」「部屋のライトを暗くしてみるのもいいですよ」ともアドバイスしている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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