DNAテストで双子の父親が自分ではないと知った男性 信頼する妻の一夜の浮気で…
ともに起業するほど深く信頼し合っていた夫婦だが、過去に大喧嘩をした際に妻が見知らぬ男性と一夜を過ごし、妊娠していたのだという。
ある男性が、「双子の息子と娘がDNAテストを受けたところ、父親は自分じゃなかった」とネットの掲示板に投稿した。男性は妻と18年間をともに過ごしており、深い信頼関係で結ばれていただけに、動揺を隠せず途方に暮れているという。
『Mirror』などの海外メディアが取り上げた。
■結婚18年目にして…
欧米で人気の掲示板サイト『Reddit』に、ある男性が胸の内を告白して話題を呼んだ。その告白は「結婚18年目にして、自分の子供が実は本当の子供ではないことが判明しました」という言葉から始まる。
20年以上の付き合いになる妻のケリーさんとの間に、17歳になる双子の息子と娘がいるが、つい先日2人がDNAテストを受けたところ、自分は彼らの父親ではないことがわかったのだという。
■2人で起業し結婚
男性とケリーさんは、大学を卒業してすぐに同じ職場で出会った。野心的な2人は、出会って数年後にその職場を辞めて起業。その1年後に結婚したが、しばらくしてビジネスの方向性で大喧嘩をしてしまった。
夫婦はしばらく離れて過ごし、仲直りには数週間かかったそうだ。その後の信頼はより深まり、仕事面でも生活面でも切っても切れない仲になった。ビジネスは時に困難にも直面したが、協力して乗り切ったという。
ケリーさんが妊娠したのもその頃だった。
■大喧嘩の夜の出来事
男性は、夫婦の仲を「私たちはいつもお互いのために存在し、お互いを頼りにしていた」と表現しており、ケリーさんを心から愛していたという。
そんな関係のなかDNDAテストで判明した衝撃の事実に、男性は驚きと悲しみを隠せなかった。子供の本当の父親は、結婚当時の大喧嘩で2人が距離を置いていた際に、ケリーさんが酔っ払って一晩を過ごした相手だという。
ケリーさんは「それ以降は絶対に浮気をしていない」と話したそうだが、男性は「どうやって前に進めばいいか分からない」「今日は何も食べていない」と八方塞がりな心情を書き込んだ。
■男性に寄り添うコメント
投稿を見た人々からは、「まず第一に、自分のことを大切にして。好きなものを買って食べてみるといい」「ゆっくり時間をかけて考えたらいいよ」と、男性の気持ちに寄り添うコメントが寄せられている。
今後のことに関しては、「どのような結果であっても、子供たちはあなたのことを愛しているはずだし、人生は常に白か黒ではない」「大変だと思うけど、あなた次第で家族は離れなくてもすむ」などと、家族としての関係を続けるようアドバイスを送る人もいた。
男性自身も「子供たちを見捨てるつもりはないし、心から愛している」と力強い愛情を示したが、心の整理にはしばらく時間が必要なようだ。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)