プロ野球開幕から1ヶ月 セ・リーグ最下位になりそうな球団予想は…
4月のセ・リーグは19年ぶりの横浜DeNAが単独首位に。ではシーズン最下位になりそうな球団は?
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた興奮も冷めやらぬ3月31日に開幕したプロ野球セントラル・リーグ。
開幕からおよそ1ヶ月が経過し、昨年2位に躍進した横浜DeNAベイスターズが、現在6連勝中で4月の単独首位を決めるなど絶好調だ。
■ヤクルトが連覇中だが
一方、主力選手の怪我や不調などもあり、予想外の苦戦を強いられるチームも。また、WBCに出場した侍ジャパン戦士は、通常とは異なる調整を行ったこともあってか、登板や出場が遅れたり不調に苦しんだりする選手も少なくない。
セ・リーグに絞って見てみると、2019、20年は巨人が連覇、2021、22年はヤクルトが連覇している。まだ気が早いが、やや上位チームと下位チームが分かれてきたようにも見える状況。
世間は、今年はどのチームが「セ・リーグ最下位」になると予想しているのだろうか。
■中日・巨人に集中
Sirabee編集部が、4月22〜24日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「セ・リーグ最下位予想」について調査したところ、最も多くの票を集めたのは中日ドラゴンズで371票。読売ジャイアンツが344票で2位となった。
開幕から低迷する2チームに7割を超える票が集中しており、昨年最下位の中日、同じく昨年4位の巨人の不調を多くの人が実感しているようだ。
なお、リーグ2連覇中のヤクルトを最下位予想する人が44票と最も少なく、快進撃を続けるDeNAが63票で続く展開だ。
■地域でバラつきも
プロ野球団は全国各地に本拠地を置き、地域によって愛着も異なる。そこで、最下位予想で有力な2球団、中日・巨人に絞って地域別に分析してみると、巨人は北海道・東北と北関東、中国・四国で中日を上回り、最下位予想1位となった。
とくに北海道・東北では、42.4%が巨人を最下位と予想している。それ以外の地域では、中日を最下位と予想する人が最も多く、とくに九州・沖縄では、41.0%が中日を最下位に選んだ。
なお中日の本拠地を含む中部地方でも、最下位予想1位は巨人を上回って中日だった。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)