ビートたけし、ホテル業界の現状や悪評に独自見解 「特徴づけしないと…」
ホテル業界の課題や現状、さらに悪評についてビートたけしが持論を展開。
23日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしがホテル業界の課題や現状について持論を展開した。
■たけしがホテル業界に…
ゴールデンウィークを前に、観光地やホテル業界の現状について出演者がトークをしたこの日の放送。
たけしはホテルの現状について「有名なホテルとか、ああいうのは長いことかけて培ってきた、常連さんと料理と対応の仕方がちゃんとしてるんで。やっぱりお店の特徴づけをしないとダメなんじゃないかな。もう1回行ってみようというのは、そういうところだもんね」と提言した。
■星野リゾート社長が業界の課題を語る
さらにたけしは「昔はよくあるじゃん。あそこ行ったら、あの旅館とか各家庭が持っていたのよ。特徴を持たせるっていうと手軽なこと言うんじゃないって言われるけどなんかね。大変だよね」とコメントする。
星野リゾートの星野佳路社長は「業界の課題だなと思っているのは特徴なんですよ。昔は特徴を出して自分の大事なお客様を探せばよかったわけです。この料理が好きな人、このサービスが好きな人、この宿が好きな人を探す仕事だったんですよね」と話す。
続けて「ところがですね、今は泊まっている人がスマートフォンですぐにコメントを発信して、それがポイントになってついてしまう。特徴があるってことは、好きな人もいれば嫌いな人もいるんですよ。個性が強ければ強いほど嫌いな人も出てきちゃうんですよね」と指摘した。
■ネット時代で業界に変化?
星野社長はさらに「それが業績にすごく影響する時代に変わってしまった。したがってどちらかというとホテルや観光の経営者は個性を伸ばそうとするのではなくて嫌われないようにするようになった」と語る。
そして「ホテルがだんだん同じサービスになってきているのは、そこに理由があると思っていて。 どうやったら特徴を出しながら、この世界で生きていけるかっていうのは、このインターネット時代のすごく大きなテーマだと思います」と話した。
■たけしが悪評に持論
話を聞いた阿川佐和子は「ネットの採点というものね…」とつぶやき、パトリック・ハーランも「芸人もすぐ評価されちゃうから怖いんですよ」などと話す。
するとたけしは「俺は一時嫌われタレントナンバーワンで、好かれるタレントナンバーワンだった。2つ取ったことがある。それは自慢しているんだよ。熱狂的なファンと大嫌いな人と同時に2つ持っている。ありがたいという。仕事があるよな」と語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)