谷繁元信氏、巨人が復調するビジョン語る 「この3人が打たないと…」
谷繁元信氏が読売ジャイアンツの低迷についてコメント。原辰徳監督の“ある行動”には…。
プロ野球・中日ドラゴンズの元監督で野球解説者の谷繁元信氏が21日、自身の公式YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』に出演。順位が低迷する読売ジャイアンツについてコメントした。
■「若いバッター使っても…」
今回の動画では、谷繁氏がセ・リーグの4月前半戦を総括。巨人マスコットガール「Team Venus」の元メンバーでフリーキャスターの中川絵美里とともに、球団ごとにコメントしていった。
連敗が続き、順位が低迷する巨人には「俺が思うに、今の現状で言うとやっぱり坂本(勇人)、丸(佳浩)。(中略)この2人が打たないと勢いっていうのが出ないと思うんだよね」と私見。
「あの2人を引っ込めて、違う若いバッター使っても、俺はね、短いと思う」と所感を述べ、「やっぱり1年間っていうことを考えるとあの2人と岡本(和真)、この3人が打たないとやっぱりダメ」と話した。
■「ファームはファームなんですよ結局」
さらに、2軍(ファーム)から昇格した選手を起用することにも意見。「プロでやってきた感じで言うと、ファームはファームなんですよ結局」と切り出す。
「結果残す選手も中にはいるけど、でもかなり高い確率でやっぱ下がる。1軍来るとどうしても」と、活躍することは厳しいと述べ、「そこの見極めっていうのも物凄い大事になってくるし、難しいところ」と、使い続けるかどうかの判断の難しさを伝えた。
■監督の耳打ちを疑問視
中川が成績不振の吉川尚輝内野手について話すと、谷繁氏は試合中のワンシーンを思い返す。
「ノーアウト1塁2塁で(原辰徳)監督がね、耳打ちして、ベンチの前で。『わかりました』って言って初球ボコーンってレフトフライだからね」と、指示があったあとにあっさりとうち取られた場面に触れる。
「何を話してたのか俺は聞きたいぐらいなバッティング内容だった」と疑問視していた。
■「本当にヤバいと思う」
谷繁氏の動画を見たファンからは、「巨人は本当にヤバいと思う」といった声が上がったほか、「巨人がちょっと苦しい感じやけどセ・リーグ団子おもろいからまたまだ続いてほしい!」と期待する声も見られた。
巨人を応援する中川は低迷を心配しており、「巨人ファンとしては絵美里さんの気持ち分かります…」と反応するファンのコメントもあった。