家に突然訪ねてきた女性が首を切り自殺未遂 究極の迷惑行為に住人が震撼
もし他人が自分の家に入り、首を切って命を絶とうとしたら…。あまりにも衝撃的な出来事に戸惑いながら、住人は必死に救いを求めた。
いきなり家にやって来た女性が、住人が目を離したすきに自殺するため首を切って大出血。大変な迷惑をかけていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えた。
■突然の訪問者
タイで暮らすカニカさんという女性(70)の家に、いきなり女性(35)がやって来てドアを叩いた。対応に出たところ、女性はカニカさんの家で暮らす人物の名を告げ、「会わせてください」と言い出した。
その人物はあいにく留守だったが、「知人なら大丈夫だろう」と考えたカニカさんは、女性を中に通して「ここでお待ち下さい」と声をかけたという。
■いきなりの自殺未遂
カニカさんはそのまま2階に上がって家事を続行。ついでにシャワーを浴びてから下の階におりたところ、女性は近くにあった包丁を取って自分の首に押し当てた。
いきなりの展開に驚いたカニカさんは必死に止めようとしたが、女性は激しく抵抗し、首にいくつもの傷をつけて大出血した。
慌てて家を飛び出したカニカさんに声をかけられた隣人たちが通報し、ほどなくして到着した救急隊が、床で倒れている女性を発見して近くの病院に搬送した。
■住人は困惑しきり
救急隊に事情を聞かれたカニカさんは、「私はこの人を知らないんです」「普段は別の土地で暮らしています」「家族に会いに戻ってきただけ」と話し、女性とは面識もなかったことを強調した。
女性は一命を取り留めたが、自殺未遂をした動機などはまだ明かしていない。また女性がカニカさんやその家族ともめていた事実もないことから、たまたまカニカさんの家が自殺する場所に選ばれた可能性もある。
■被害届はまだ
大変な迷惑を被ったカニカさんだが、今のところ警察に被害届を出した事実は伝えられていない。
パンデミックなどの影響もあって、タイでは多くの自殺者が出ている。日本でも後を絶たないが、カウンセリングなどを利用してまずは誰かに話を聞いてもらうと、気持ちが楽になるかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)