板前歴20年が教える「肉汁10倍から揚げ」の作り方が最高 あの調味料を使うだけ
プロの料理人によるから揚げの作り方。いつものから揚げの何倍もジューシーになる?
食卓の定番メニューのから揚げ。さまざまな味付けや作り方があるが、肉汁がじゅわっとあふれるジューシーなから揚げが好きな人は多いはず。
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「プロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』で、「肉汁が10倍」になるから揚げの作り方を紹介していたので、Sirabee編集部は実際に作ってみた。
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■「板前歴20年の裏技」から揚げの材料
・鶏もも肉 500g
・水 200cc
・塩 20g
・砂糖 20g
・塩コショウ 適量
・すりおろしにんにく 3cm
・すりおろししょうが 3cm
・生卵 1個
・酒 大さじ2
・濃口醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・サラダ油
・片栗粉
・小麦粉
■塩と砂糖を入れた水に漬ける
一般的な作り方では鶏もも肉を一口大にカットするが、この作り方ではまず血合いや筋を処理していく。この手間が味に影響を与えるとのこと。また、鶏もも肉は部分によって厚さが違うので、開いて厚さを均等にし、肉の大きさを揃えて一口大にカットする。
味付けに大きな影響を与える味付けでもコツが。鶏もも肉500gに対して、水200cc、塩20g(水の10%の量)、砂糖20gを入れてよく混ぜてブライン液を作り、そこに鶏もも肉を入れてラップをして冷蔵庫で30分ほど寝かせる。液に漬け込むことで、鶏もも肉に水分を含ませ、揚げたときに固くならないという。
冷蔵庫で寝かせて水分を拭き取ったら、いよいよ味付け。すりおろしにんにく3cm、すりおろししょうが3cm、生卵1個、酒大さじ2、濃口醤油大さじ2、砂糖大さじ1を入れて揉み込み、さらに10〜20分ほど寝かせる。
■揚げ方にもポイント
準備の段階で時間がかかったから揚げもいよいよ揚げパートに。片栗粉と小麦粉を半々の割合で多めに入れ、鶏もも肉の身を皮で包むようにして揚げていくのがポイントで、こうすることで皮がパリッと仕上がるとのこと。あとはいつものように揚げれば…
板前歴20年のプロが教える「肉汁10倍から揚げ」の完成。さて、気になる味は…
■パリパリ&ジューシー
形を整えて揚げたので食べやすく、皮はパリパリ、噛むとジューシーなから揚げに。塩、砂糖が入ったブライン液にしっかりと漬け込んだことで、柔らかくジューシーな食感なのも特徴だ。味付け自体は一般的なから揚げなので、万人に受けること間違いなし。手間はかかるがおいしいので、いつものから揚げと一緒に作って食べ比べてみてほしい。
動画のコメント欄には「スーパーで売ってる調味料で味付けしてるの最高にやりやすい」「めちゃくちゃ美味しそう」「これ見て作ってみたら妻も大絶賛してくれました」などの声が寄せられている。
■から揚げに入れるとジューシーになる調味料
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)