娘の妊娠告白に大ショックのシングルマザー 「私のように苦労してほしくない」
結婚していない娘が妊娠…。「私のようなシングルマザーにはならないで」と願っていた女性は、突然の告白にショックを受けた。
若いけれど、就職してしっかり働いてきた娘。このまま人生を謳歌してほしいと願っていた矢先に「妊娠しちゃった」と言われたシングルマザーが、どうすればいいのか悩んでいる。
■ひとりで子育てした女性
海外で暮らす女性は、現在42歳。美容院の店長として働く娘(23)と息子(19)がいる。子供たちの父親は何年も前に外国に引っ越したため、シングルマザーとして子供たちを育てあげた。
その経験を踏まえ、女性はたびたび娘と妊娠・出産について話し合い、「若いうちはダメ」「良い相手を見つけて関係が落ち着いてからにしなさいね」と言い聞かせてあった。自分と同じ苦労をさせたくなかったからだ。
■ショックな告白に動揺
そんなある日、女性は娘から送られてきたメッセージを読んで大きなショックを受けた。「私、お腹に赤ちゃんがいるの」と書かれていたからだ。
娘を妊娠させた恋人は、現在26歳。過去に一度会ったことがあるだけで、どのような相手なのかさえ女性にはよく分からない。いきなりの展開にショックを受けた女性は、「私の話なんて、娘はちっとも聞いていなかったのね」と考え腹を立てた。
■今後について悩む娘
娘は「どうしたらいいのか、まだ決められない」と言うが、もし出産すればきっと苦労することになる。女性はホテルの厨房で働いているが、給料は安く支えてやる経済的なゆとりはない。娘を妊娠させた恋人も「力になる」と話しているが、頼りになるかどうかは分からない。
「私のようなシングルマザーになるのではなく、娘には人生を存分に楽しんでほしかった」。そんな思いでいっぱいだという女性がイギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、アドバイスを求めた。
■「寄り添ってあげて」と助言
相談を受け付けた回答者は、「出産し、必要なお金の準備もする。それは娘さんが責任を持ってこなすことです」と指摘。確かに大変かもしれないが、多くの若い親がなんとか頑張っているとも説明した。
また妊娠し不安な思いを抱えている娘のことは、しっかりサポートしてあげてと助言も。じっくり話を聞き、寄り添ってあげたら良いとも付け加えている。
日本では、シングルマザーを支援する団体も複数ある。サポートや支援を十分に利用しながら立派に子供を育てている母親も少なくはないようだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)