立花孝志氏と大バトル中の政女党・大津綾香氏、居住実態について「間違いなくある」と疑惑を否定

23日投開票の東京都目黒区議選に出馬予定の大津綾香氏。街頭演説でこれまで投げかけられた疑惑について否定した。

大津綾香

政治家女子48党(旧称・NHK党)所属で東京都目黒区議選に出馬予定の大津綾香氏が14日、目黒区内の駅前で街頭演説を実施。同党の代表権を巡って係争中の立花孝志氏から「目黒区での居住実態がないのでは」と指摘されたことについて、「間違いなくある。本当にこんなことで選挙妨害するのはやめてって思います」と批判した。


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■代表権を巡り係争中

大津綾香

大津氏は神奈川・横須賀生まれの30歳。元は子役タレントで、NHK『週刊こどもニュース』出演時には池上彰の娘役も務めている。その後、建築デザイナーを経て2023年1月同党公認で目黒区議選に立候補することを表明していた。

3月8日、NHK党所属だったガーシー氏の帰国約束反故のトラブルで党首の立花氏が辞任。政党名も政治家女子48党に変更し、党首に大津氏が就任すると発表された。

しかし、4月に入り事態は急転。同党は大津氏を除名した上で、党首に再び立花氏、代表に斉藤健一郎参院議員が就くという変更届を総務省に提出。大津氏は辞任を拒絶し、立花氏は代表権を巡って「裁判をすることにしました」と明らかにしている。

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■居住実態について「普通に住んでます」

大津綾香

以降、両者はSNS上で激しい舌戦を展開。これまで党内で不正な会計があったとして、大津氏が党の銀行通帳写真を明らかにすると立花氏が真っ向否定。一方で立花氏は、大津氏が目黒区に居住実態が無いとして「立候補したら、犯罪になります」と目黒区選管に通報したことを公表するなど、泥沼の内輪揉めが続いている。

この日演説を行った大津氏は、物議醸した居住実態について「間違いなくある。普通に住んでます。本当にこんなことで選挙妨害するのはやめてって思います」と説明し、目黒区の魅力について「住んでみないとわからない良さがある。オシャレなエリアや、下町感あるエリアもあって、すごく好きな場所です」と語っていた。


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■「妨害行為」があるとも説明

大津綾香

演説を聞いていると、義憤と同時にどこか不安を抱えているような表情も時折見せた。

現在、大津氏の活動を反対する人間から自宅を見張られるなどの行為のほか、演説や自宅に“凸撃”するという予告を受けるなど妨害を受けていることも明かし、「(何かあれば)すぐ警察官が駆けつけていただける体制になっている。警戒は怠らず、選挙戦を頑張っていこうと思っている」と説明した上で「区議選に当選したあかつきには、目黒区にもこの純粋な正義感をすべて捧げたいと思っている」とコメントした。

党運営については「パワハラ、モラハラが無く、自分たちが意見を言えるような自由な環境で働けるようにしないと、やっぱり優秀な人は入ってこない。党内でも育てられない。今は離党者も多く、借金も膨らむばかりで政党として機能していない。立て直す必要があると思っている」と改革に着手することも強調していた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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