ゴミ清掃員が「プラごみを捨てるときのコツ」を写真で公開 これはタメになる…
マシンガンズの滝沢秀一が“プラごみの正しい出し方”を公開。NGな事例に「知らなかった」「やっちゃってた」と反省の声も。
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が11日、自身の公式ツイッターを更新。ついやってしまいがちな“プラごみの2重袋”について指摘、正しい出し方を公開した。
■プラごみは“フワッと”出して
プラごみを出すとき、“購入した袋ごと”もしくは“補強目的”で2重袋にしたことのある人は少なくないだろう。しかしこの行為、じつはリサイクル処理において迷惑なのだという。
これまでも2重袋について呼びかけてきた滝沢だが、この日も「プラ資源の出し方はフワッとしておくのが一番です」とツイート。添えられた2枚の画像のうち、1枚目では“2重袋”の理由により「収集できません!」というシールが貼られたゴミ袋が写っており、袋の中には小さな袋に入ったごみがいくつも詰められている。
推奨しない理由としては、「小さな袋にまとめて、大きな袋に入れる二重袋だとリサイクル工場で袋を破く機械が大きな袋しか破かなく、小さな袋がそのまま残ってしまう」とのことだ。
正しい出し方について「見本を載せておきますね!」と画像2枚目に“フワッと”入れられたプラごみの袋を公開した。パンパンに詰められた1枚目の袋とは異なり、余裕があるのがわかる。
■作業員に多大な労力が…
じつは回収されたプラごみは“そのままリサイクル”されるのではなく、いくつもの過程を経てようやくリサイクルされるそう。
小袋が入っていると、破袋機という袋を破く機械に入れた際に小袋が機械からそのまま出てしまい、それらは作業員の手でひとつひとつ引き裂かなければならないというのだ。確かにそれでは作業が進まず、多大な労力が費やされてしまうことが想像できる。
しかも選別作業のコンベアはかなりのスピードで、作業員の目の前を通過するのはまるで一瞬。不適物を取り除ききれず再資源化物の品質低下に繋がってしまう。
ちなみに可燃ゴミについては燃やすだけなので2重袋でも問題ないよう。リサイクルの過程を想像して捨てることが重要だ。
■「知らなかった!」「素晴らしくタメになる」
この意外な理由について「これは知らなかった!」「機械やったんですね!!」「この二重袋丁寧なのにダメなのかー」と驚きの声のほか、「なんと、これは…! やってしまいがち」「嵩張るのが嫌でやっちゃってたよ!」「ゴミ袋が有料で、40Lが10枚800円もするから、なるべくゴミを小さくして出していて、ギューってしてる」などと、思い当たるという人が続々。「今まで、はちきれんばかりのパンパンで出していました。すみませんでした!」と反省の声も見られた。
また、納得の理由に「ゴミの出し方ルールの『理由』を説明してもらう機会がないように思う。理由を知ればそれに合わせて出すようになるのではないだろうか」という声もあり、滝沢が日々発信する情報について「いつも素晴らしくタメになる」との声も届いている。