ビートたけし、『TVタックル』で愛犬への溺愛を告白 「犬のために家を…」
ビートたけしが『TVタックル』で告白した愛犬への愛が話題に。
■ペットの問題を議論
番組はペットの多頭飼い崩壊や放棄の問題について出演者がスタジオで議論を繰り広げる。
アルピニストの野口健氏は「怖いのはブームで。学生のときシベリアンハスキーがすごい流行って。ペットとしてあまりなじまないんですって。それで山かなんかに捨てちゃって、ハスキーの野犬集団がいっときいた」と指摘した。
■殺処分数は減少
東国原英夫は「ただね、自治体も動物愛護センターだとか実際の団体だとか、あるいはNPO法人とかがいろいろ 協力してこの10年間、殺処分が激減しているんですよ」とコメント。
実際に殺処分の件数をまとめたフリップが紹介されると「それくらい減ってきているので、努力はされているんです。ただNPOさんは寄付金とか自己資金でやっているので、自治体は助成はするんだけれども、限界はある」と話した。
■たけしが犬への愛を語る
議論を黙って聞いていたたけしは「俺の家なんかあれだなあ、犬のために家を代わったようなもんだからなあ、庭付きの犬に」とポツリ。
続けて「1日3回散歩に行って、庭から逃げないようにフェンスを張って、絶対ほかの犬が入ってこないようにしているのに、たまに逃げるときがあるんだよね。『何だこの犬は』と思うよね」と笑う。
出演者の1人から「そこがかわいいんじゃないですか」と声をかけられると、「かわいいんだけど。これまでやってるのに、ここから逃げるかって」と話していた。
■法律の不備を指摘する声も
「らしい表現」で愛犬への想いを語ったたけし。直接的なコメントはなかったものの、多頭飼育崩壊やペット放棄については憤りを持っている様子だった。
ペットの放棄が根絶しない理由の1つに「法律の甘さ」を指摘する声も。Sirabee編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に実施した調査では、65.1%が「動物虐待やペット廃棄を厳罰化するべき」と回答。
現行法が不十分と感じている人は多い。
出演者の議論やたけしの発言に視聴者からもさまざまな声が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,537名 (有効回答数)