呂布カルマらが出演の『正解の無いクイズ』 異色クイズ番組がレギュラー放送へ
「フランスパンで戦車に勝つ方法」などのクイズに仮の正解「カリマルアンサー」を決める異色のクイズ番組。
■新感覚クイズバラエティー
同番組は、ハッキリとした答えが存在しない問題に対して、IQ188の天才、大学教授など、各界の天才奇才が“自分なりの正解”をVTRで解答。
それをもとに、呂布カルマ、相席スタート・山添寛、Aマッソ・加納が、とりあえずの“仮のマル”の答え“カルマルアンサー”を決定、「自分だったらこう考える…」を、すぐ他人に言いたくなる新感覚クイズバラエティーだ。
■「天才って変な奴ばっかりやなと(笑)」
出演者へのインタビューを紹介。
―――レギュラー初回の収録を終えてどうだったか。
山添:「ガッハッハ」と笑える楽しさではなくて、脳みそが楽しんでいる系の楽しさが詰まった番組ですね。
呂布:正解も不正解も無いので何を言っても良いんですけど、「それ違うやん!」みたいな、答えた後に視聴者の皆さんのリアクションが欲しいですね。
加納:視聴者の人と同じ気持ちで出演できる番組もあまり無いので、同じ感覚で楽しんでほしいと思います。あと、天才って変な奴ばっかりやなと(笑)。天才の茶目っ気みたいなのも見どころの1つじゃないですね。
―――過去に放送した特番と比べて変化はあったか。
加納:特番の時に何問かやらせてもらいましたけど、ここまで出題の幅が広がるとは思いませんでした。あと、(リモートで映る天才の)部屋の風景で“どういう人か”大体わかるようになってきました(笑)。
山添:映像の画質が悪い人に多分悪い人は居ないですね(笑)。
呂布:今後どんな天才の新キャラが出てくるのが楽しみですね。言ったら大喜利なんですけど、思考プロセスみたいのを説明しながらやる大喜利というのが新しいですよね。
■「2・3発どつかれるんちゃうかな」
―――平日の夕方という放送時間についてはどうか。
加納:月曜から水曜という特殊な“半帯”ですけど、後輩には「帯持ってる」と言うていこうと思ってます。バレないかぎりは(笑)。
呂布:じゃあ僕は、地元に帰ったら、「俺、東京で帯で冠番組やってんねん」って言います(笑)。
山添:じゃあ僕も、地元の友達に「教養番組をやっています」と言います(笑)。
―――お互いの印象はどうだったか。
加納:呂布さんはこの番組で初めてお会いしたんですけど、こんなに優しい方だとは思わなかったですね。世間の声みたいになっちゃうんですけど、2・3発どつかれるんちゃうかなと思ってました(笑)。
話を聞いてもらえると思っていなかったので、呂布さんに「確かに」って言われるとめっちゃうれしいです。
山添:呂布さんとはこの番組で初めてでしたけど“見てきている人”やったんで、イメージ通りでした。共通点で言うと、“こういう番組で掛かる3人ではない”というところですかね(笑)。フラットな感じで収録できるので心地良いです。
呂布:僕もお2人をテレビで見ていたので、そのままの印象だなと。お2人は芸人で僕はラッパーですけど、「ラッパーが何言うてんねん」という雰囲気を一切出さないお2人なのですごくやりやすいです。
■「教養番組だと思ってます」
―――番組の見どころは。
山添:解答を考えることで自分のことを知ることもできるし、周りの方のおかげで「こういう考え方もあるんや」と知れるから、僕が人の親やったら自分の子供に見せたい番組です。本当に教養番組だと思ってます。あと、会話に困っている人、これを見たらトークテーマに困らないはずです。
呂布:1つの物事を考えるときに色んな角度から色んな考え方があるとわかるし、普段、物事を考えるときに役立つ視点を得られると思います。今は多くの人が、一方から見て意見を言いたがると思うんですけど、“別の意見や考え方がある”と認識できるきっかけになるんじゃないかと思います。
加納:雑談が嫌いな人にこそ見てほしいですね。「答えなんやねん!」と言いそうになる絶妙なラインの問題が多いんですけど、脳の凝り固まっている部分が柔らかくなったり、考えが広がったり、そういうことに一役買えたらうれしいですね。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)