行きたくなくなり… 約8割が「乗り気でない誘い」を断るときに使う定番の嘘
本当の理由を伝えると、角が立つかもしれないので…。
人から誘われたときに、乗り気でない場合もあるだろう。しかし「行きたくない」など本当の理由で断ると、角が立ってしまうかもしれない。そのようなときによく使われる嘘が「体調不良」のようだ。
■約8割「誘いを断るために体調不良」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「誘いの断り方」に関する意識調査を実施したところ、全体で78.3%の人が「誘いを断るために体調不良だと嘘をついた経験がある」と回答した。
■女性のほうが多い傾向
性年代別で見ると、多くの年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
女性のほうが、はっきりと断りにくい場面が多いのだろうか。
■コロナ禍で使いにくく
乗り気でない予定をドタキャンした経験のある30代女性は、「乗り気でない誘いを断れずに、当日を迎えてしまったことが何度もあります。ほとんどの予定は嫌な気持ちを抱えながらも行くのですが、まれにドタキャンしてしまう場合もあって…」と語る。
新型コロナの流行以降は「体調不良」が使いにくいと思っているようで、「当日の予定をキャンセルするときには、『体調不良』が一番無難だと思っています。ただ新型コロナが流行してからは、変な心配をされる可能性があるので使いにくくなっているかもしれません」とも話していた。
■心配されて胸が痛み…
体調不良と言って誘いを断った20代女性は、「友達数名と会う約束をしていたのですが、当日になって行くのが面倒に思えてきたんです。そこで『体調が悪くて行けない』と伝えると、友達の一人が『それなら、また今度集まろう』と言い出して…。自分のせいでみんなの予定が変更になり、申し訳ない気持ちになりました」と当時を振り返る。
さらに心配をかけたことも反省しているようで、「参加する予定だった友達ほぼ全員から、体調を心配するLINEが送られてきて…。本当は元気なだけに、胸が痛みました。これからは誘いと断るにしても、『仕事』などもっと他の理由にしようと思ったんです」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代男女1,000名