今年のプロ野球を「球場で見たい」人の割合は… 若い女性にも野球人気が定着か
WBCで侍ジャパンが全国に火をつけた野球人気。今日から開幕する日本プロ野球への影響はあるのだろうか。
昨日の北海道日本ハム・東北楽天戦に続き、31日からセ・パ10球団の対戦で一斉に開幕する日本のプロ野球公式戦。WBCで世界一の座に輝いた侍ジャパン戦士も各チームに戻り、いよいよ本格的な野球シーズンが始まる。
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■WBCで野球人気も拡大か
Sirabee編集部の調査では、31.1%の人が「WBCによってさらに野球に興味を持った」と回答しており、今年のプロ野球は燃え上がった国民的な野球熱の恩恵を受ける可能性も少なくない。
一方で、全国各地の球団でもスタジアムの改修やフード・ドリンクメニューの充実など、ファンを呼び込むための様々な施策を実施。また、今年からは鳴り物入りの応援が復活。さらに、マスクなしでの声出し応援も解禁された。
今年のプロ野球観戦に変化は起きるのだろうか。
■過半数が「見たい」
Sirabee編集部が、3月27〜28日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「今年のプロ野球を球場で見たい」と答えた人は全体の14.9%。「テレビやネットで見たい」と答えた人を合わせると5割を上回った。
WBC・侍ジャパン人気に加えて、マスクや応援の解禁などもファンの背中を押しているかもしれない。
■若い女性にも拡大
この調査結果を男女・年代別で検証してみた。「球場で見たい」と答えた割合は、40代を除く全ての世代で、男性が女性を上回っている。
とくに30代男性では22.9%、60代男性でも19.6%に及び、幅広い世代で男性野球ファンが球場での応援に戻ることを願っている様子がうかがえる。
女性では10〜30代では16%台と高い。コロナ前から「カープ女子」など、一部の球団が積極的に女性ファンを取り込んでいたが、若い女性のプロ野球人気は一部世代の男性以上に定着しているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)