ハッピーターンのライバル商品、商品知識ゼロな外国人は「ワンワンせんべいよりウマい」との謎ジャッジ

ハッピーターンの公式ライバル商品が登場。全く思い入れのない外国人観光客に「元祖」と「新商品」を食べ比べしてもらった。

ハッピーターン

亀田製菓のロングセラー商品「ハッピーターン」(写真左)。その存在を揺るがす“ライバル商品”として新開発パウダーを使った「ハッピーターン スパイス」が27日に登場。果たして元祖を凌駕する味になっているのか、ハッピーターン未経験者にジャッジしてもらった。


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■販売元が認める公式ライバル商品

ハッピーターン

1976年に亀田製菓が生み出したハッピーターン。甘じょっぱさがウリの“ハッピーパウダー”とサクサク食感が長年老若男女に愛される一品だ。

ハッピーターン

これまでガーリックバター、梅わさび、バター醤油などの期間限定フレーバーが登場してきたが、今回新たにリリースされたのは8種のスパイスを配合したちょっとオトナな姉妹商品「ハッピーターン スパイス」。

相当味には自信があるようで、パッケージには「ハッピーパウダーに公式ライバル登場!?」という記載も。本家に対抗できるライバル商品になってほしいという思いが込められているのだ。

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■旅行者のリンさんに食べてもらった

ハッピーターン

忖度なしに両者を食べ比べてみた。…といっても、ほとんどの日本人はハッピーターンを食べていると考えられるため、元祖の味がやや有利に働く可能性がある。逆に未体験者を探すほうが難しい。

そこで記者は、別件で取材に行ったオタクイベントにて偶然知り合った台湾人旅行者・リンさんに無理やり試食させることに。笑顔がステキな30代の男性で長い休みをとって日本文化を楽しみに来ている。記者はgoogle翻訳を駆使して取材協力を依頼。「Happy turn? what’s this? 」(ハッピーターン?なにそれ)と何の思い入れもない純朴な彼に、厳しいジャッジをお願いした。


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■「これは美味しい」と絶賛

ハッピーターン

秋葉原の牛角で焼肉と美味しいコーヒーをご馳走し、間髪入れず「日本人が愛するデザートです」と説明し試食に突入する。

まず元祖ハッピーターンから(以下翻訳済みのコメントを記載する)。恐る恐る一つ食べるとしばし味わい、「うん、これは美味しい。この絶妙な甘さと塩辛さが後を引く味でどんどん食べられる。いいね。買って帰りたい!」と笑顔に。

しかし、「でもどっかで食べた味にも感じる…」と気になる一言を残すリンさん。


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■新商品は「旨味がある」

ハッピーターン

直後「あ、ワンワンせんべいだ! うん、ワンワンせんべい!」と叫ぶ。…ワンワンせんべい!?

調べてみると「旺旺仙貝」というハッピーターンに似た商品が台湾にはあるらしい。その味を思い出したリンさんは「日本のコレもめっちゃ美味しい」と大絶賛していた。

続いては新商品「ハッピーターン スパイス」を試す。

「おお、だいぶさっきより旨味、コクを感じるね。玉ねぎの香りや黒コショウの味が出ている気がする。これも美味しいよ。甘さは通常のものよりだいぶ控えめで、ビールとかにも合うテイスト。僕、酒飲まないけど…」とこちらも上々のレビューだ。


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■果たして勝者は…?

ハッピーターン

ワンワンせんべいというパワーワードに意識がもっていかれていた記者はここで我に返り「では2商品を採点してください」と依頼。

するとリンさん、腕を組み10秒ほど「うーん」と悩むと、「ハッピーターンが80点。こっちのハッピーターンスパイスも80点!」とめちゃくちゃ空気を読んでくれた回答。

「どっちも捨てがたい。だって味が違うんだもん。どっちもウマいよ。でも一つを選べと言われたら元祖のハッピーターンを選ぶかな。この甘さと美味しさはやっぱり他にはないし、スパイス版も美味しかったけどやみつき度では元祖が勝っていたね。ワンワンせんべいより美味しい」と考察した。

外国人からも高い評価を得た両商品、あなたも厳しい目線で食べ比べしてみては?

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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