バンジージャンプで綱が切れるも生還した観光客 「とにかく強烈な痛みだった」
スリルを楽しみたいと考えバンジージャンプに挑戦した男性が、アクシデント発生により頭から川に落下してしまった。
観光先で挑戦したバンジージャンプで、思いもよらない事故が…。しかし奇跡的に助かったというラッキーな男性について、『AsiaOne』など海外メディアが伝えた。
■バンジーで事故発生
香港出身のマイクさん(39)が、観光目的でタイを訪問。人気のテーマパークにも行き、バンジージャンプに挑戦することにした。
スタッフたちの指示に従い準備を整えたマイクさんは、約30メートルの高さから勇気を出してジャンプ。しかし途中で綱が切れるという、あまりにも恐ろしいアクシデントに見舞われた。
■失神するも意識を取り戻し…
綱が切れた約6秒後、マイクさんは頭から水面に突っ込んだ。衝撃で一瞬気を失ったものの意識を取り戻し、アトラクションのスタッフに支えられながら自力で水から出たという。
意識がすぐに戻ったこと、運良く泳げたこと、またスタッフたちが迅速に対応したこともあって、マイクさんは最悪の事態を免れた。
■「ひどい痛みだった」と告白
マイクさんはメディアの取材に応じ、「あの痛みはとにかく強烈でした」「両腕を伸ばした状態で飛んだので、脇にすごい衝撃を感じました」とも明かした。
この事故でマイクさんの両腕・両脚にはあざができ、脇の周辺は皮がむけたような状態になったとのこと。肺の状態も悪くなったため、香港に戻ったあと3日にわたって入院するはめになったそうだ。
■自ら被害状況を連絡
恐ろしい経験をしたマイクさんは、この件についてテーマパークとタイの観光庁にメールで説明。「事故のせいで旅の予定も変更するはめになりました」「もっとひどい事故であれば、命を落としていた可能性もあります」などと伝えたことを明かしている。
バンジージャンプでの事故は、確かに起こり得る。過去には20代の女性がコロンビアでバンジーに挑戦したが、インストラクターによる「ジャンプ!」という指示が自分に向けられたものだと勘違いし、コードにつながれていない状態で飛び死亡していた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)