ぽかぽか陽気に誘われて… 6割以上の人が春色で季節を先取りしていた
春めいてきたと感じると、自然と明るい色の服を選んでしまうという人も…。
■春は明るい色の服を着たくなる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で66.9%の人が「春の陽気を感じて明るい色の服を着たくなったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は50.4%、女性は80.7%という結果になっている。
■出始めの春物衣料に手が伸びる
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「買い物に行って、店頭に春物が並んでいると、つい手にとってしまいます」と述べた。
冬物のセールも魅力的だが、やはり目新しい春物衣料に目が向いてしまい、春の訪れを待たずに購入してしまうこともしばしばあるそうで、暖かくなったらすぐに買ったばかりの春物に袖を通すのも春の楽しみの1つなのだという。
■色選びや色合わせに悩む
一方、色選びが難しくて躊躇してしまうという人も。明るい色の服を着てみたいと思っているという40代の男性は、「春になると明るい色の服をよく見かけますが、色合わせだとか、そもそもの色選びが難しくて…」と述べた。
普段は白・黒・紺などの色を無難に合わせており、あまり着たことがない明るい色や淡い色は似合わない気がするのだそう。一度は、思い切ってピンクのシャツを着てみたいと思っているが、周りの反応が気になって、まだ手を出せていないという。
■色が人間の行動に影響を与える
春は、桜に代表される柔らかなピンクや、芽吹いた新芽の黄緑色、たんぽぽや菜の花の黄色など、世界が一気に柔らかな明るさで色付いていく。日本に古くから伝わる伝統色も、桜色、若葉色、菜の花色、裏葉色など、植物の名がついているものが多い。
春が近づくにつれて衣料品店の店先にもあふれていく春色。色には無意識レベルで感覚や心理に働きかける何かがあると言われており、明るく色付いていく景色との相乗効果で気分があがり、つい手が伸びてしまうというのは自然の流れなのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)